石鎚水源の森づくり
第108回ボランティア作業体験


【開催日時】
 平成19年7月21日(土)午前9時30分~午後1時迄
【参加人員】
 西条・新居浜支部参加登録者37名、森林作業指導員6名(西条市農林水産課・高橋貴晴課長・真鍋聡志主任、小松総合支所・今井基能係長、元新居森林組合作業班長・伊藤久良、東予流域林業活性化センター・上野清七事務局長・内藤忠夫事務局員)計43名
【作業場所】
 小松町水源の森(西条市小松町新屋敷乙59-1)
【作業体験内容】
・広葉樹林20アール、複層林30アール、計50アールの草刈り作業
・チェンソーの取り扱い方法と間伐木伐倒方法の研修
【活動内容】
 作業体験実施の前日は雨が降っていたので、雨の中での作業を覚悟していましたが、作業実施当日は曇り空で真夏の中では絶好のボランティア日和になりました。
 当日の朝9時30分には、予定をしていた参加者43名全員が集合しましたので、上野事務局長の司会で開会行事をはじめました。
 玉置石鎚水源の森くらぶ代表は開会の挨拶で、「前日の雨で、森林内はしめりけが多く足元がすべりますので、怪我をしないように気を付けて作業をしてください。」と述べました。
 続いて西条市農林水産課の高橋課長は「皆さん方は、平成10年から水源の森づくりへの取り組みをされて108回ものボランティア活動をされていることに敬意を表します。皆さんもご存じのように、森林は多様な公益的機能を発揮して、私共に多くの恵みを与えてくれておりますが、これを持続さすためには森林整備はかかせない作業です。今後とも東予流域の水源林づくりのためにお力添えをお願いします。」と述べました。
 続いて上野事務局長から、当日の作業と研修の予定の説明があったあとで、安全な草刈作業の説明と地域内の木材を使用することが多様な機能を発揮する水源林づくりになることの説明がありました。
 午前9時45分に開会行事が終了しまして、広葉樹林とヒノキ林の下層木にクヌギを植樹している水源の森内の草刈作業をしました。
 午前11時には、50アールの草刈り作業が終了しましたので、チェンソーの取り扱い方法とチェンソーによる間伐木の伐倒方法の研修を下記の3班に分かれて実施しました。
1班:班長 玉置晛二氏 作業指導員:内藤忠夫氏
2班:班長 矢野吉信氏 作業指導員:伊藤久良氏
3班:班長 佐伯政司氏 作業指導員:上野友治氏
 今回は、作業指導員の作業の仕方の見学だけでしたが、次回からは班別に分かれて参加者にチェンソーを使用しての作業をしてもらう研修も予定をしております。
 午後12時30分には予定をしていた作業と研修が終わりましたので、事務局が準備をした弁当を食べて現地解散をしました。
 暑い中での森林作業ご苦労様でした。


朝9時頃の参加者受付状況

開会行事前の集合状況

朝9時30分から開会行事

玉置くらぶ代表の開会挨拶

高橋西条市農林水産課長挨拶

9時45分から草刈作業開始

平成12年3月に植付した山桜

植付後8年目の広葉樹

草刈作業をする参加者の皆さん

桧48年生の中にケヤキを植付

林道の周辺の草刈作業

草刈完了跡の森林

桧30年生の中にクヌギを樹下植付

複層林のクヌギの草刈作業

林内に日光の差込が少ない

複層林内にシダが多く発生

シダの刈払い作業をする皆様

植付後2年生のクヌギ

完了した桧とクヌギの複層林

小松町水源の森の作業路の草刈

間伐木の伐倒方向決定研修

チェンソーの間伐木伐採研修

3班に分かれてチェンソーによる間伐

第2班のチェンソー間伐研修

受け口づくりを説明

間伐研修が完了して下山

昼食をする参加者の皆様

昼食の時の会話も楽しい

大きく成長した広葉樹林

日当たりのよい所はクヌギも生長がよい

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