石鎚水源の森づくり森林体験第１30回ボランティア作業体験

石鎚水源の森づくり第１３０回ボランティア作業
第３２回全国育樹祭新居浜市地域育林活動

【開催日時】
　平成２０年８月２３日（土）　午前９時３０分～午後１２時１５分迄
【参加人員】
　育樹祭招待参加者２１名、石鎚水源の森くらぶ新居浜支部会員２３名、森林作業指導員８名（東予地方局森林林業課技術課長補佐　竹本雅之、同林業普及指導員　係長　井上克博、同林業普及指導員　主任　金柿正嘉、新居浜市農林水産課副課長　近藤功、新居浜市農林水産課林政係主事　加地智徳、いしづち森林組合新居浜支所長　大角武次、東予流域林業活性化センター事務局長　上野清七、事務局員・内藤忠夫）計５２名
【集合場所】
　新居浜市滝の宮公園頂上駐車場（新居浜市滝の宮町）
【育樹作業場所】
　滝の宮公園の森（新居浜市滝の宮町頂上展望台周辺
【育樹作業内容】
・山桜、ケヤキ、クヌギ４年生の草刈作業　２５アール
・クヌギ３年生の草刈作業　１５アール
・山桜１５年生の草刈作業　１０アール　計５０アール
【地域育樹活動内容】

　１．開会行事

　天気予報では７０％の降水確率でしたが、曇り空の絶好の草刈り日和の中で、予定していた参加者全員が集合したので、９時３０分から上野事務局長の司会で開会行事をはじめました。
　まず司会者から、「今日の新居浜市地域育樹活動に必要な経費は、東予流域林業活性化センターが、（財）愛媛の森林基金助成事業補助金の交付を受けて実施しますが、主催者は愛媛県農林水産部全国育樹祭室との共催になりますのでよろしくお願いします。」と挨拶がありました。
　続いて主催者の東予地方局産業経済部森林林業課の竹本技術課長補佐が開会の挨拶で「今年１０月２５日から２日間、当県で皇族殿下をお迎えして全国育樹祭が開催されますが、それに関係して地方局単位で地域育樹活動が開催されることになっております。本日の新居浜会場での地域育樹活動は県下のトップをきって開催されました。今回の地域育樹活動の参加者の皆さんは、全国育樹祭招待者と石鎚水源の森くらぶの皆さん方ですが、特に石鎚水源の森くらぶと東予流域林業活性化センター事務局の皆様には、今回の催物の開催の準備等では大変お世話になりました。今日は曇天とはいえ暑い中での作業になりますので、熱中症にならないように充分に水分を補給して適度に休息をとりながらけがをしないように気をつけて安全な草刈り作業をしてください。」と述べました。
　続いて地元の新居浜市を代表して、石鎚水源の森くらぶ新居浜支部の森順支部長は、「私共の石鎚水源の森くらぶは平成１０年１０月に放置人工林を貯水能力の高い水源の森にするための活動をはじめまして１０年を経過しましたが、近年では森林が地球温暖化防止機能を発揮して日本の二酸化炭素排出量の３．８％を吸収しているとのことで、私共の活動が世間からも大きく認められることになっておりますので、今後とも石鎚水源の森づくりボランティア作業に力を入れていきたく思っております。私共は森林に木を植えたら１０年間は草刈り、除伐、つる切り等の育樹活動を続けることをもっとうにしておりますので、今後とも私共の活動に物心両面からご支援のほどお願いします。」と述べました。
　続いて東予地方局森林林業課の井上係長から今日の作業の予定と安全な草刈り方法の説明がありました。
　以上で挨拶が終わりまして、司会者から「今日の草刈り作業は午前中には済むと考えているので、済みましたらこの集合場所に帰っていただいてお弁当とお茶を受け取っていただいて流れ解散といたします。気をつけて作業をしてください。」と述べて開会行事は９時４５分に終了しました。

　２．活動内容

　開会行事終了後５００ｍ位徒歩で移動して、午前１０時から草刈作業をはじめました。
　暑い中でしたが曇り空で適度のそよ風のある中での草刈作業でしたので、作業能率はよくて予定していた広葉樹林４０アールの作業は午前１１時には済み、山桜の植樹地１０アールを追加して作業をしました。
　草刈が終了した跡地で３０分くらい休息して、集合場所には１２時頃に帰ってきました。
　そして事務局が準備していた弁当をいただき１２時１５分に現地解散をしました。
　参加者の皆さん、当日は半日の地域育樹活動ご苦労様でした。