周桑・新居浜・西条地区合同
第4回水源の森づくり作業体験


【開催日】
 平成12年7月22日(土)午前9時25分〜午後2時30分
【参加人員】
 ボランティア参加登録者53名・林業作業指導員5名・町役場林業担当職員3名
 林研グループ会員2名・事務局2名 計65名
【作業体験場所】
 愛媛県周桑郡小松町新屋敷乙59−1「小松町水源の森」
 ケヤキ・山桜植樹人工林・桧38年生人工林・面積60アール
【作業体験内容】
 @有用広葉樹(ケヤキ・山桜)植樹人工林の下刈り作業体験
 A桧38年生人工林内の有用広葉樹植樹木の下刈り作業体験
 B桧38年生間伐予定人工林内の雑草木の除伐作業体験
 C間伐予定人工林の林内作業道開設路線調査体験
 D作業道開設予定地の桧38年生伐採作業体験
【ボランティア活動内容】
 梅雨明け後の猛暑の中、午前8時現在の気温が29度という快晴の中での ボランティア作業となりました。
 午前8時40分頃からボランティア参加者が、小松町水源の森へ集まりはじめ、 午前9時15分頃には作業指導員も含めて60名程が集合しました。
 参加者は順次、主催者である林業活性化センター事務局が準備した 防虫器の点火作業・草刈りガマの点検・ヘルメットの着用等をして、 午前9時25分から作業体験開始の朝礼をしました。
 朝礼の進行は、活性化センターの上野事務局長が行い、 開会の挨拶を石鎚水源の森くらぶ代表の森順氏が、 「本日は猛暑の中での草刈り作業ですので、体調に気を付けて作業を して下さい」と述べたました。 そして、森林作業指導員5名の紹介と自己紹介を行った後、 地元小松町産業課の水野課長の挨拶がありました。
続いて、森林作業指導員を代表して、愛媛県西条地方局丹原出張所の戸田正和 主席改良指導員が、本日のボランティア作業の内容と安全な作業方法の説明 をしました。 そして、上野事務局長からの提案により、65名の参加者は2班に分かれて 午前9時45分から作業を開始しました。
 第1班は、有用広葉樹植樹人工林と桧38年生人工林内に樹下植樹した有用広葉樹 の下刈り作業、第2班は今年11月に間伐をする桧38年生人工林内の雑草木の 除伐と下刈り作業をしました。 第1班は、炎天下での下刈り作業で、 ボランティア参加者は大汗をかいての作業になりましたが、一方、第2班は 桧人工林内の除伐作業で、日陰での作業でしたので、1班程ではなかったようです。
 午前10時40分に桧林の中の除伐跡地で小休憩をしました。 林内はそよ風が吹いて気持ちのよい休息になりました。 20分程休息ののち、第1班で 大汗をかいた人は、第2班のボランティアの方と交代して、作業を再開しました。
 午前11時40分頃には、予定をしていた下刈り・除伐作業が終了しましたので、 昼食をとり1時間ほど休息をしました。
 午後12時40分頃から、希望者が残り森林作業指導員の指導で、 間伐木の選木と林内作業道の開設の路線調査・作業道開設予定地の支障木の 伐開作業をしました。
 午後2時30分にボランティア作業を終了し、 現地で解散をしました。
 今回のボランティア作業体験は、下刈り作業だけでなく間伐作業の準備の 作業体験もでき、ボランティア参加者にとっては有意義な作業体験となりました。

下刈り前の有用広葉樹人工林

下刈り前の有用広葉樹人工林

下刈り前の山桜植樹人工林

下刈り前の山桜植樹人工林


除伐前の桧38年生人工林

除伐前の桧38年生人工林

下刈り前のケヤキ樹下植樹林

下刈り前のケヤキ樹下植樹林


除伐前のシダの自生した桧林

除伐前のシダの自生した桧林

下刈り前の樹下植樹林

下刈り前の樹下植樹林


集合したボランティア参加者

集合したボランティア参加者

作業準備をするボランティア

作業準備をするボランティア


作業開始前の朝礼

作業開始前の朝礼

ボランティア参加者の集合写真

ボランティア参加者の集合写真


第1班下刈り開始

第1班下刈り開始

第2班除伐開始

第2班除伐開始


炎天下の植樹木の下刈り

炎天下の植樹木の下刈り

日陰での樹下植樹林の下刈り

日陰での樹下植樹林の下刈り


桧林内の除伐作業

桧林内の除伐作業

威力を発揮した防虫器

威力を発揮した防虫器


除伐作業が完了した桧林

除伐作業が完了した桧林

下刈り作業の完了した林地

下刈り作業の完了した林地


下刈り後の有用広葉樹

下刈り後の有用広葉樹

昼食休息中

昼食休息中


ボランティア後の昼食は美味

ボランティア後の昼食は美味

下刈り後の樹下植樹の広葉樹

下刈り後の樹下植樹の広葉樹


作業道開設予定地伐採

作業道開設予定地伐採

間伐予定地に作業道を開設

間伐予定地に作業道を開設


活動報告へ戻る