第173回 石鎚水源の森づくり事業


〔開催日〕
 平成22年11月20日(土)午前9時30分~13時00分迄
〔参加人員〕
 石鎚水源の森くらぶ西条・新居浜支部会員37名、森林作業指導員2名(東予流域林業活性化委センター事務局2名)計39名
〔集合場所〕
 国道194号線沿 JA西条加茂支所跡広場(西条市荒川2号193)
〔作業実施場所〕
 加茂川水源の森2(西条市荒川字大谷乙135-1)
〔事業内容〕
1.平成22年度愛媛県森林環境保全基金公募事業で実施
2.複層林上層木杉桧46年生~65年生間伐木 造材作業 30アール
  複層林上層木杉桧46年生~65年生間伐木 活用簡易土留工づくり作業 10アール
  上記作業12名
3.複層林下層木杉桧13年生 2m~4m枝打作業 20アール
  上記作業27名
〔活動内容〕
 当日は前日の天気予報で降雨確立0%の中での開催となりましたが朝冷えのする中で、上野事務局長の司会で開会行事を実施しました。
 当日の参加者は39名で、久しぶりに参加した者もいました。
 玉置代表が所用のため休んでいましたので、事務局長から当日の作業方法の説明がありました。
 事務局長は、「今日は愛媛県森林環境保全基金公募事業で購入した木登器を使用しての枝打ち作業を27名の参加者で、内藤指導員の指導でしていただきます。また、間伐木の造材作業はチェンソーを使用しますので、取り扱い講習会に参加された方を指導員にして4班に分かれて11名で作業をしてください。」と述べました。作業の指導は、活性化センターの上野事務局長が行いました。
 1班 指導者 岩井隆志氏・常定貞弘氏
 2班 指導者 藤岡勇氏・南條博氏・一柳武志氏
 3班 指導者 矢野吉信氏・日野洋一氏・平井秀和氏
 4班 指導者 上野友治氏・岡田好信氏・上野大樹氏
また、事務局長から 「なお、1班から3班迄の方は、間伐木の造材作業が済みましたら、造材した間伐木を残存木の上側に横に並べて、間伐木で簡易土留工づくりをしてください。」と述べて開会行事は午前9時45分にすみました。
 開会行事終了後、作業森林の加茂川水源の森2へ徒歩で10分くらいで行って、9時55分からそれぞれの場所で枝打ち作業・間伐木造材及び間伐木での簡易土留め工づくりを行いました。
 枝打ち作業は、27名の参加者で行いましたが、前回の10月10日に参加をして木登器を使用した参加者は6名しかいませんでしたので、林業活性化センターの内藤事務員が、木登器の使用方法を丁寧に指導してから枝打ち作業を鋸で始めました。
 女性の方は木登り器を1個使用し、男性の方は2個使用して地上2mから地上4mまで枝打ち作業をしました。
 12時15分には予定していた作業が全部終了しましたので、集合場所に帰って昼食をしてから13時に現地解散をしました。
 当日は、3班に分かれての作業でご苦労様でした。


朝9時15分頃の集合状況

朝冷えのする時期

参加者は名札で確認あと9名

佐伯久美子さん挨拶

9時45分に作業森林へ出発

山道を登る参加の皆さん

作業森林へ到着

木登器使用方法研修

内藤指導員が講師で説明

2個目の木登器取付け

2個目をつけて登って説明

今回も県森林環境公募事業で実施

枝打ちをする参加者の皆さん

木登器2個目は気を付けて

枝打ちで日光が林内に差し込む

造材作業も県公募事業で実施

チェンソーの使用方法の研修

造材作業をする参加者

造材作業は足元に注意

造材作業も危険作業

簡易土留工に使用する間伐木

土留工づくりも県公募事業で実施

間伐木を横に並べるのは重労働

やっと横になった間伐木

簡易土留工づくりが完了した原木

65年生の大木も土留工に使用

土留工をして林内崩壊防止に

土留工は急傾斜地の林内に設置

小さい原木は多く並べて土留工

30アールの枝打ちが完了した複層林

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