石鎚水源の森づくり
森林体験第83回ボランティア作業



【開催日】
 平成17年11月12日(土)午前9時30分〜午後1時まで
【参加人員】
 ボランティア参加登録者58名・アサヒビール四国工場従業員及び家族22名・森林作業指導員(愛媛県西条地方局森林林業課、伊藤敏郎主席普及指導員・伊藤久良新居森林組合作業員・西条・新居浜地区林業青年会議所、杉森信友会長・林業活性化センター事務局2名)5名 計85名
【集合及び体験場所】
 黒瀬ダム用水取水湖の森(西条市黒瀬字東宮乙813−2)
【作業体験内容】
 広葉樹・針葉樹の植樹作業(山桜200本・桧800本)
【ボランティア活動内容】
 前日は夜中の12時頃まで大雨でしたが、当日は快晴に恵まれた中のボランティア作業になりました。
 
今回のボランティア作業は、東予流域林業活性化センター とアサヒビール四国工場との共同開催で実施しました。このボランティア実施に際しての植樹地の 地拵え作業費及び植樹用の苗木代はアサヒビールにご負担していただきました。ありがとうございました。
 当日は、予定していた参加者がほぼ集合した午前9時30分から上野事務局長の司会で開会行事を始めました。
 石鎚水源の森くらぶの高橋代表が開会の挨拶をした後、地元の林業青年会議所の杉森会長が、アサヒビール四国工場の岩本総務部長に、木製のコースターを22個贈呈しました。

 続いてアサヒビール四国工場の岩本総務部長が、「今回の森林ボランティア参加は、当社が地域貢献の一つとして昨年から実施しておりまして、今回皆さんに植樹をしていただきます桧苗は、当社の広島県庄原市のアサヒビール(株)庄原林業所で育てた苗木です。
 当社の庄原林業所が管理している森林は1000ha程ありまして、主要な植林木はビンビールのふたのコルクになる木を植えて育てておりますが広葉樹ですので、水源林としては最適の森林になっております」と述べました。
 続いて西条地方局森林林業課の伊藤主席普及指導員が、安全で楽しい植樹方法の説明をしてくださいました。

 以上で挨拶が終わり、上野事務局長から「緑のエコライフをはじめよう」という資料の説明があり、午前10時から山桜の苗木200本の植樹作業から始めて、山桜の植樹作業終了後、植樹木の支柱にする竹を山から背負って集合場所に持ち帰りました。

 そして12時がきたので昼食にし、午後12時30分から森林散策を兼ねて、近くにある水力発電所から放流されている水と黒瀬ダムの水の違いを30分くらい見学しました。
 水力発電所から放流されている水は、加茂川の上流から取水している清流ですが、黒瀬ダムの水は濁った水ですので、コンクリートで貯水した水より森林内に貯水する緑のダム作りをするほうが良いことを、見学した参加者は実感したようです。

 午後1時に総ての活動が終了し、現地解散をしました。今回は、絶好のボランティア日和に恵まれて、楽しい一日でした。
 参加者の皆さんご苦労様でした。

地拵え前の植樹森林
地拵え前の植樹森林
地拵え跡の植樹森林
地拵え跡の植樹森林


朝の受付状況
朝の受付状況
 
開会行事前の皆さん
開会行事前の皆さん

開会行事開始
開会行事開始
高橋くらぶ代表挨拶
高橋くらぶ代表挨拶

杉森会長が木製コースターを贈呈
杉森会長が木製コースターを贈呈
岩本アサヒビール部長挨拶
岩本アサヒビール部長挨拶


伊藤主席改良指導員の指導
伊藤主席改良指導員の指導
アサヒビールが育成した桧ポット苗
アサヒビールが育成した桧ポット苗

山桜の葉をのけて植樹
山桜の葉をのけて植樹
取材にきたマスコミ
取材に来たマスコミ

今回はえひめ山の日記念植樹
今回はえひめ山の日記念植樹
山桜を植樹する参加者
山桜を植樹する参加者

テレビ取材を受ける参加者
テレビ取材を受ける参加者
こどもさんも記念植樹
こどもさんも記念植樹

今回は1000本植樹
今回は1000本植樹
竹の根が多く植付けの穴掘りに苦労
竹の根が多く植付けの穴掘りに苦労

アサヒビールに贈呈したコースター
アサヒビールに贈呈したコースター
昼食をとる参加者
昼食をとる参加者

午後は水力発電所の水を見学
午後は水力発電所の水を見学
上がダムの水・下は発電所の水
上がダムの水・下は発電所の水

ダムと発電所の水が混じり合う
ダムと発電所の水が混じり合う
見学会を終えて現地解散
見学会を終えて現地解散

今回参加したボランティアの皆さん
今回参加したボランティアの皆さん

愛媛新聞の記事
愛媛新聞の記事

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