川来須☆集落


川来須地区は加茂地区で最奥の集落です。国道194号線の拡張工事によって道下の民家が全て立ち退きになり、現在では道上に数件の家があるだけの寂しい集落となっています。新居鉱山が華やかな頃は、道下の川の両岸にはたくさんの田畑や民家があり、酒屋、質屋、宿屋、簡易劇場などたくさんの建物が立っていて、多くの村人が鉱山で働いていました。現在その様子を伺うことはまったくできませんが、国道から道下を見ると銅鉱石を製錬した跡の赤茶けた石木々の間から垣間見え、当時を偲ぶとこができます。

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