【平成15年】 荒川八幡神社地方祭

平成15年11月3日
朝の八幡神社
朝の荒川八幡神社(午前7時30分)
平成15年度荒川八幡神社のお祭りの日がやってきました。
前日の天気予報では朝から晴れとの予報だったのですが、夜が明けてみるとあいにくの雨模様。なんとか雨があがってくれよと祈りながら八幡神社へ向かいました。集まってきた人も残念そうな表情です。
八幡神社では、雨がやむのを期待しながら「のりと」の準備が進んでいます。 八幡神社の様子
八幡神社の様子(午前7時45分)
総かぐらによるお祭りに決まる

総かぐらによるお祭りに決まる(午前9時)
神主さんの「のりと」が終わっても小雨が降り続き、やむ気配がなかったので、平成15年度のお祭りは、山崎神社、東宮神社、河ケ平御神灯への神輿の渡御は中止して、八幡神社にて「総かぐら」によるお祭りを行うことになりました。


拝殿の中では、お参りにきた人たちの話に花が咲いています。
拝殿の中に集まった人たち
拝殿の中に集まった人たち(午前9時30分)

荒川の獅子舞が始まる(午前11時)
雨天のため、加茂地区公民館(元加茂小学校)の体育館に移動して、獅子舞が始まりました。体育館には、雨にもかかわらず多くの人が見物に来ました。
「なぶりこ」が代わり、獅子舞が続きます。太鼓をたたきはじめたときは、5歳で幼稚園児だった「なぶりこ」も、今年は小学校の3年生になりました。はぎれのよい太鼓の音が体育館に響きます。

次々と獅子が舞われます

体育館の中は獅子舞の熱気で盛り上がっています
観客から、次々と御花をいただき、そのたび花の御礼の獅子舞を舞います。外は大雨ですが、体育館の中は獅子舞の熱気で盛り上がっています。
荒川の獅子舞は、太鼓をたたく「なぶりこ」と獅子のかけひきが見どころです。襲いかかる獅子を「なぶりこ」がばちで追い払います。
獅子を払うなぶりこ

なぶりこの模範演技
続いて平成8年までなぶりこをつとめていた元なぶりこの模範演技です。力強い太鼓の音と、迫力ある獅子の舞に大きな拍手がおこりました。
神主さんも獅子舞を見物しています。
神主さんも見物

獅子舞の相談
青年団による獅子舞が一段落すると、今度は、青年団OBによる獅子舞の相談が始まりました。それぞれの役割を話しあいながら盛り上がっています。
OBによる獅子舞が始まりました。昔と少しも変わらない力強い太鼓の音と大迫力の獅子の舞に現役の青年団も圧倒されていました。
OBによる獅子舞

迫力のある舞いです
迫力のある「荒川の獅子舞」です。
再び、現役による獅子舞が始まりました。 OBにまけないように一生懸命の舞が舞われます。
再び現役による獅子舞が始まる

獅子をばちで受け止める
襲いかかる獅子を「なぶりこ」がばちで受け止めます。
元気いっぱいの舞を披露しています。
獅子を払うなぶりこ

御花に答えて獅子を舞う
御花に答えて、次々と獅子を舞います。
小学生の「なぶりこ」も小太鼓をたたいて舞を盛り上げます。隣で「かね」をたたく青年も「なぶりこ」の経験者です。
小太鼓とかねで獅子を盛り上げる

再びOBによる獅子舞です
ふたたびOBによる獅子舞です。このころになると酒が廻ってきて、「なぶりこ」も獅子も必死の形相です。足がもつれてひっくり返ることもしばしばです。
迫力のある舞いが続きます。
迫力のある舞いが続く

西条市街地からも獅子舞を見物に来てくれました
西条市の山間部の小さなお祭りですが、西条市街地からも獅子舞を見物に来てくれました。小さい子供たちは、獅子を怖がっていたようです。
いい写真を撮ろうと、カメラのフラッシュが次々とたかれます。

荒川の獅子頭
荒川の獅子頭です。雄獅子で顔は黒を基調にして色が塗られています。昭和40年頃まで使われていた獅子頭を平成12年に修理したものです。古い頭ですが、造りがしっかりしていています。
お祭りが終わって、なぶりこの記念撮影です。大役が終わりほっと一息というところです。また、来年もよろしくお願いします。
なぶりこの記念撮影

平成15年の荒川八幡神社のお祭りが終わりました。今年も雨の中でのお祭りとなりました。
ここ3年間は雨が降って残念な年が続いていますが、そんなことを吹き飛ばすような熱気あふれる獅子の舞
で大いに盛り上がったお祭りになりました。来年もよろしくお願いします。


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