2006年 (山を歩く・その11) 


冠山から平家平へトンネル口〜土山越〜ちち山分かれ〜冠山〜平家平〜巡視路経由トンネル口 

                                                              平成18年7月8日
梅雨のさなか雨を承知で再び大永山トンネル口から登ってみた。登りはじめてさっそく小雨が降りだし、ちち山分かれ付近ではガスも出てきて冠山では大雨となった。一度は歩いてみたいと思っていたこの稜線。景色を楽しむのはまた次の機会に残しておくとにしよう・・。
【当日のコース
自宅発(5:15)→大永山トンネル口(6:10)→土山越(6:45)→ちち山分かれ(8:40)→一ノ谷分岐(8:53)→一ノ谷越(9:18)→冠山(9:58〜10:09)→平家平(10:59〜11:01)→巡視路分岐(11:37)→住友フォレストハウス(12:57)→大永山トンネル口(13:32)→自宅着(14:50)
笹ヶ峰への登山口のある大永山トンネル。今年になって何回も来た。今にも雨が降り出しそうな天候。 林道に入ってすぐ右側に登り口がある。今回はまちがいなくこちらから登る。
早朝の登りは、とてもすがすがしい気分。沢の水の音を聞きながらゆっくりと登る。 約35分で土山越に到着した。ここを笹ヶ峰方面に向かって進む。
前回道を間違えて出てきたところにやってきた。この中七番の方から登ってきた。 中七番の方を見てみた。なるほどたしかにこれは道じゃない。よく登ってきたものだ。
笹ヶ峰方面に向かって進む。途中展望が開け、赤石山系の山々が見えてきた。 尾根沿いの快適な道が続く。しばらくはこのような道が続いた。
しばらく進むと急な登り坂となった。息を整えながらゆっくりと登る。 登りきると展望が開けて、正面に「ちち山別れ」方面が見えてきた。右側にはちち山(1856m)が見える。
東の方には、冠山(1732m)方面が見えてきた。すこしガスが出てきたようだ。 西を見ると、沓掛山(1691m)と黒森山(1678m)が見えた。
しばらくは、樹木の生い茂った稜線を進む。何度か小鳥を見ることができた。何の鳥かな・・。 まもまく、笹ヶ峰と冠山の分岐点に到着する。ガスがでてきた。また、雨もばらついてきた。
ちち山分かれの標識が見えてきた。だんだんと見通しが悪くなってきた。 ちち山別れに到着。ここは、笹ヶ峰と冠山方面との分岐点。さて今日はどちらに行くことにしようか。
冠山方面を見ると、なだらかな稜線が続いていた。今日はこちらへ行ってみることにしよう。しかし、ガスのため視界はあまりよくない。 すこし進むと高知方面からガスが晴れてきた。正面に冠山を確認することができた。
振り返ると、さっき通ってきた道がはっきりと見えた。左側には、笹ヶ峰(1859m)も見ることができた。 寒風山(1763m・左)と笹ヶ峰(1859m・右)もはっきりと見えてきた。広い笹原、すばらしい眺め。(クリックで拡大します)
伊予富士(1756m・左)と寒風山(1763m・右)。 一ノ谷分岐に到着。ここから一ノ谷方面に向かって道が続いている。ここからのルートもまた登ってみたいものだ。
一ノ谷分岐から笹ヶ峰方面を望む。なだからな稜線が続いている。しばらく景色に見とれていた。 さて、ここから冠山を目指す。あいかわらず山頂にはガスがかかっている。
道はあるが、笹が生い茂って進みずらい道が続く。でもところどころに赤いテープがあり、間違えることはない。 だんだんと冠山山頂(1732m)が近づいてくる。なるほど冠のような山容だ。
頂上間近となった。雨が強く降ってきた。あと一息。 午前10時前、冠山(1732m)山頂に到着した。まわりはガスで何も見えない。
山頂から少し南へ行くと岩場があった。少しだけ笹ヶ峰方面への稜線が見えた。 10分ほど休憩して今度は平家平へ向かって進む。ガスで展望はゼロ。晴れていたらきっとすばらしい眺めに違いない。
約50分で、平家平に到着した。 平家平山頂(1692m)に到着。なだらかな山だ。晴れている時にもまた登ってみたい。
山頂をあとにまた稜線を進む。 しばらくは笹原だが、だんだんと樹木が茂る道となる。
セミを見つけた。エゾハルゼミかな? 鉄塔の巡視路分岐に到着した。ここから住友フォレストハウスに向かって道を下る。
整備されいてとても歩きやすい道。しばらくはこの道をどんどん下る。 1時間20分ほどで住友のフォレストハウスに到着した。冠山と平家平との登山口分岐に到着した。
きれに整備されている。ここには森林浴のできる散策コースがあっった。 県道に到着。25分ほどで大永山トンネル口に到着。出発してから7時間20分ほどかかっていた。
登山道に咲いていた花
ヤマアジサイが至るところに咲いていた。 これは、コナスビかな?
冠山の岩場に咲いていたイワキンバイ トゲアザミの花もたくさん見ることができた。

山歩きのページへ戻る。