2006年 (山を歩く・その13) 


「一の谷」から「ちち山別れ」へ(一の谷〜一の谷分岐〜ちち山別れ〜一の谷分岐〜一の谷 

                                                              平成18年7月22日
7月の始め、雨の中、大永山トンネルからちち山別れ経由冠山〜平家平の稜線を歩いた。もう一度、今度は晴れた日にこの稜線を見たいとずっと考えていた。朝、目覚めるとおもいがけない晴天。これは行くしかない。今度は初めてのルートである一の谷からちち山別れまで登ってみることにした。
【当日のコース
自宅発→一の谷(7:47)→一の谷分岐(10:51)→ちち山別れ(11:09)→道標(11:38)→ちち山別れ(12:06)→一の谷分岐(12:18)→一の谷(14:17)→自宅着
早朝7時過ぎに出発し、8時前に一の谷やかた前に到着した。ここに笹ヶ峰・冠山の登り口がある。 ここから稜線までの先は長い。スギ、ヒノキの植林木のある道をゆっくりと登り始める。
少し登ると寒風山が見えた。青空が広がっている。このまま天気がもってくれることを望みながら登る。 8時前に出発したので、すでに太陽はかなり高い位置まで登っている。木々のあいだから差し込む朝日がまぶしい。
だいぶ登ってきた。登り口の一の谷がはるか下に見えてきた。
めざす稜線が見えてきた。以前登った冠山もきれいに見えた。今度は、晴れた日に登ってみたい山だ。
ちち山別れから冠山への稜線が続く。 しばらくは、ヒノキの人工林の中の道を進むことになる。歩きやすい歩道。
向こうに見える冠山がだんだんと近づいてくる。だいぶ登ってきたようだ。 水の音がだんだん近づいてきたと思ったら突然谷川に出た。しばらくは谷川沿いに進むことになる。とても涼しくて気持ちがいい。
汗をかいているので、とても気持ちがいい水の流れ。ちょっと休憩をとることにした。 このあたりから原生林の樹林帯の中を進む。野鳥の鳴き声がとても心地よい。
木々の間からの木漏れ日。でもなかなかこの樹林帯を抜け出せない。今どのあたりなんだろう。 だいぶ登ってきているはずなんだが・・。なかなか遠いもんだなあ。
登り初めて2時間半が過ぎた。やっと笹原が見えてきた。後もう少しで稜線らしい。急に元気が出てきた。 振り返ると伊予富士(左)と寒風山(右)が見えてきた。雲は多くなっているがまだまだ天気はよさそう。
反対側には、笹の向こうに冠山が見えた。 こちらは、ちち山別れが見えているんだろうか。もうすこしで一の谷分岐に到着しそうだ。
一の谷の分岐はもうすぐ。さきほどちらっと見えた冠山の全容が見えてきた。 見上げると広い笹原。なんてすばらいい風景。そして何度も見たい風景。
稜線まであと少し。寒風山(左)と笹ヶ峰(右)そして広い笹原。 高知県の山々が見えている。
登り初めて3時間ちょっとでやっと一の谷分岐に到着した。雲が広がってきたがなんとか青空も見えている。間に合ってよかった。 一の谷分岐から赤石山系の山々。銅山越、西赤石山など6月に登ったルートが確認できた。
赤石山系の山々。東赤石山も見えているに違いない。次の目標はここだ。 さて、ここからちち山別れにむかって出発。きれいな稜線が見えるだろうか。
ちち山別れが見えてきた。すばらしい稜線。天気がいいときに初めてみた。 伊予富士(左)と寒風山(右)。伊予富士には多少ガスがかかってきた。急がなければ・・。
振り返ると稜線の向こうに冠山と平家平が見える。この前歩いたルート。もっともその時は何も見えなかったが・・。 赤石山系の山々。西の方には雲海が広がっている。
ちち山別れの道標が見えてきた。まだまだ青空が見える。 午前11時過ぎ、ちち山別れに到着。しばらく休憩。今日はいい天気になってよかった。
ちち山別れから見た沓掛山(左)と黒森山(右)。一週間前に登った。こちら側から見ると歩いたところがよくわかる。 ちち山別れから少し笹ヶ峰方面に向かって進んでみることにした。
西条・新居浜市街地方面には雲海が広がっている。 振り返ってみた冠山と平家平への稜線。すこしガスがかかってきている。
笹ヶ峰方面へ向かって進む。目の前の笹ヶ峰の山頂にガスがかかり始めた。 振り返って冠山方面を眺めた。
ちち山山頂にもガスがかかりはじめた。なんか、急速に天気が悪くなってきた。 ちち山の手前の道標に到着。東側からだんだんとガスが迫ってきている。
道標から笹ヶ峰を見ると、あっというまにガスで真っ白になってしまった。今日はここで引き返すことにするか。 ガスはだんだんとこちらに迫ってきた。
ちち山分かれまでもどってきた。冠山方面はすでに真っ白。 一の谷分岐に到着。ここから一の谷をめざしてもときた道を下り始める。寒風山、笹ヶ峰はすでに見えなくなっていた。
ふたたび樹林帯の中を進む。こけで緑色になっている大木。鳥の鳴き声も心地よい。 こんな変わった形をした木もあった。
谷川で一服。すずしくてとても気持ちがいい。 ヒノキの人工林の道に戻ってきた。このあたりから雨がポツリポツリとしてきだした。急がなければ・・。
2時間ほどで一の谷に到着した。雨が本降りになりつつある。 一の谷やかた。ここもしばらく来ていない。またそのうちに行ってみよう。
一の谷からの登山道にて・・・
タカネオトギリタカネオトギリ
ニガナ
トゲアザミ
ドクダミの花
ニガナ

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