2006年 (山を歩く・その14) 


石室越から東赤石山へ(瀬場登山口〜赤石山荘〜石室越〜八巻山〜東赤石山〜瀬場登山口 

                                                              平成18年7月29日
今年の夏に、一度は登ってみたいと前々から思っていた東赤石山。絶好の登山日和の中、朝早く瀬場登山口を出発。登るにしたがって雲が広がってきた。赤石山荘に到着して八巻山方面を見上げると北側から猛烈な勢いでガスが迫ってきた。
【当日のコース
自宅発→瀬場登山口発(5:18)→登山道分岐(6:28)→赤石山荘(8:36)→石室越(9:00)→八巻山(10:00)→赤石越(10:27)→東赤石山(10:35〜11:07)→瀬場登山口(14:11)→自宅着
午前5時過ぎ、瀬場登山口に到着してようやく明るくなってきた。立派なトイレがあり、「東赤石山・花の百名山」と書かれている。 午前5時18分、登り始める。東赤石山山頂までこれから何時間かかるのだろう。
朝が早いので、木々の中はまだ薄暗い。そしてとても涼しい。朝の空気を感じながらゆっくりと登山道を進む。 とても天気がいい。この天気が山頂に着くまでもってくれればいいが・・。これから目指す八巻山が見えている。
しばらくして朝日が昇ってきた。
一時間ほど登ると沢に出た。しばらく休んでいると早くも3人の方が登ってきた。かるく挨拶をかわす。
ここは絶好の休憩ポイント。急ぐわけでもないのでゆっくりと休憩をとる。先はまだまだ長い。 すぐ近くに分岐があった。赤石山荘経由のルートと、東赤石山へ直接登るルート。今回は山荘経由で登ることにした。
急な坂をゆっくりゆっくりと上る。ずっと日陰の道。とっても涼しい。 途中、岩場の山が見えた。登山口付近で見えていた八巻山かな?だいぶ近くに見えてきた。
沢沿いに進む道。水の風景を楽しみながら登ることができる。 このあたりはそんなに坂でもないので、快適に登ることができた。
沢をあとにして急坂を登る。振り返ると高知県側の山々がきれいに見えた。 登り初めて3時間を越えてついに岩場が見えてきた。石鎚山系の山々とはまた違った雰囲気。
分かれ道。今回は、赤石山荘から石室越を目指すことにした。真正面に八巻山が見えている。 きれいな高山植物がたくさん咲いている。
八巻山が見えている。石室越経由でまずこの山を目指す。 赤石山荘に到着。登り初めて3時館20分がたっていた。北の方からガスが迫ってきた。
山荘越しに見えるのは八巻山。このあたりから直接登るルートもあるらしい。 ガスの切れ間に青空も見える。
赤石山荘から20分ちょっとで石室越に到着した。ガスのため、北側の展望はゼロ。 ここから、八巻山、東赤石山方面に向かう。悪路と書いてある。いまさらそんなことを言われても・・。
悪路とは、岩場の稜線を歩くということだった。ところどころに道らしきものがある。 ガスが生きもののように動いている。なんとも神秘的な風景。
ガスで見えなくなったり、青空が見えたり。変化にとぶ風景。そして変化にとんだ道。 笹原の稜線と比べると歩きにくいが、岩場の稜線歩きも結構楽しい。ときどき道を間違えそうになる。
下の方に赤石山荘の赤い屋根が見えてきた。だいぶ登ってきたものだ。 目の前に、めざす八巻山が見えてきた。
猛烈な勢いで吹きあがってくるガス。北側の視界はゼロだが、南側はまずまず。 ガスの切れ間に見える南側の山々。平家平・冠山方面が見えている。
八巻山の山頂近し。ガスがかかってきた。 午前10時八巻山山頂に到着した。左後ろに東赤石山の山頂が少しだけ見える。
山頂には八巻大権現が祀られている。しばらく休憩していると東赤石山方面から一人登ってきた。。 さて、次はいよいよ東赤石山へ向かう。引き続き稜線の岩場歩きが続く。
東赤石山が見えてきた。このときはまだ山全体が見えている。 赤石越についた。山頂まであと10分と書いてある。もう少しで到着だ。あと一息。
東赤石山の山頂間近。しかし視界はほぼゼロ状態。 午前10時35分、山頂に到着した。山頂にはだれもいない。一瞬薄日がさしてきた。
一瞬ガスが晴れ南側の展望が開けた。平家平(左・1692m)と冠山(右・1732m)。この前歩いたルートを確認。 こちらは、手箱山(左奥・1806m)と伊予富士(右・1756m)が見えている。
また、ガスがかかってきた。山頂から南斜面を写す。そうこうしているうちに3人、4人と人が登ってきた。 こちらは、徳島方面の展望。
午前11時過ぎ下山開始。再び、赤石越まで戻ってきた。ここから下にくだる。 しばらく、岩場をうろうろしたあと、瀬場に向かって登山道を下る。
小鳥たちのさえずりをききながらゆっくり登山口に向かう。 ヒノキの人工林の中の道。このあたりからまた日差しが差し込んできた。空を見上げるといい天気になっていた。
登山道の分岐まで帰ってきた。 午後2時過ぎ、瀬場登山口に戻ってきた。今回はきれいな花をたくさん見ることができて、とても楽しい山歩きだった。
瀬場登山口からの登山道にて・・・
ウバユリ
シモツケソウ
ホタルブクロタカネマツムシソウ
オトメシャジンイワキンバイ
タカネマツムシソウヤマアジサイ
シモツケソウ
シモツケソウコガラ
コガラかな・・
アサギマダラキノコ1
キノコ2アメンボを撮ったんだけど・・わかりにくい

山歩きのページへ戻る。