2006年 (山を歩く・その15) 


林道加茂角野線を歩く(東宮〜止呂橋〜吉居林道〜林道加茂角野線 

                                                              平成18年9月18日
7月は週1回のペースで山に登っていたが、8月になって猛烈に忙しくなり悶々とした日々を送っていた。9月になりやっと山歩きのチャンスが来たと思ったら台風襲来、あきらめかけていたが18日の敬老の日の午後、思わぬいい天気になったので、台風直後ではあったがちょっと加茂の方へ様子をみに行ってみることにした。自宅を午後2時過ぎに出発して下津池から吉居林道を登ってみることにした。
【当日のコース
自宅発→東宮(14:35)→止呂峡(14:48)→吉居集落(15.08)→車を降りて林道を歩く(15:20〜16:40) ※赤いコースが歩いたところ。
午前2時過ぎに自宅を出発。東宮にあるお地蔵さん。ここは、旧西条市とかつての加茂村との境だったところ。 加茂川と谷川の分岐に架かる東宮橋。この橋ができてすでに30年以上が過ぎた。
橋の上から加茂川を撮影。台風直後とあって増水していて、かなり濁っている。 加茂から流れてくる谷川を撮影。右上に昔の吊り橋のコンクリートの支柱が残っている。当時は木製の吊り橋が架かっていた。
木製の吊り橋へ向かう旧国道は、ご覧のような状態で通ることができない。 東宮をあとにして止呂橋に到着した。この橋も昔は木製の吊り橋だった。画像にマウスポインタをあててみてください。
止呂橋の上から寒風山を撮影。右の方にわずかに伊予富士の山頂を望むことができる。 増水した止呂淵。台風直後だけあってものすごい音と水量だった。
止呂橋を過ぎて下津池の集落が見渡せる場所から撮影した下津池小学校跡。廃校後33年がたっている。 吉居林道で出会ったキセキレイ。
林道の途中で見上げた黒森山と沓掛山。 こちらは吉居集落付近から見上げた笹ヶ峰。
橋を渡って林道加茂角野線を登る。少し登ったところから見た沓掛山と笹ヶ峰。山頂に少しガスがかかってきている。 舗装がとぎれたところで林道を歩いてみることにした。ここは、昨年来たときには崩れて通れなかった場所。復旧作業が終了していた。
カラッとしてすがすがしい天気。久しぶりの感触でとても気持ちがいい。目の前には高森が見えた。 はるか下には下津池・風透の棚田が見えた。
扇山が正面に見える。扇山の右後ろには瓶ヶ森の山頂が頭を出していた。 どんどん歩いていくと、伊予富士が少しずつ顔を出してきた。
だいぶ林道を歩いてきた。久しぶりの山歩き。ストレスがどこかへ飛んでいってしまった。 瓶ヶ森山頂が見える。また登ってみたい。
さらに進むと寒風山が見えてきた。右下に見える道は国道194号線。 遠くから眺めていると、山頂まで登りたくなってくる。
千町集落の上部付近まで来ると再び林道が舗装している。道脇にはススキがたくさん生えている。 西郷林道との分岐点までやってきた。ここから西郷林道を下ると千町集落へ行くことができる。但し道は悪路。
林道の分岐点にあるヘリポートのある広場。工事用の資材を運んでいるのだろうか。 広場から見上げた櫛ヶ峰山頂付近。
ここからは周桑平野が一望できる。本当にいい天気だ。 遠くの方に黒瀬ダム湖も見ることができた。
南の方角には扇山。その後ろには西黒森と瓶ヶ森の山頂がちらっと見える。 こちらは高縄山系の山々。
林道は、櫛ヶ峰の山裾を回りこんだところまで続いてる。いずれは新居浜の角野まで続くのだろうか。 時間が午後4時を過ぎたのでそろそろ引き返すことにした。もときた道を足早に戻る。
谷川沿いに縫って走る国道194号線。中之池から川来須方面が見えている。 台風直後ということもあり、ところどころで滝を見ることができた。

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