2006年 (山を歩く・その20) 

雲海から昇る朝日・瓶ヶ森にて(瓶ヶ森登山口〜瓶ヶ森登山道〜瓶ヶ森登山口)
                  

                                                       平成18年11月18日
11月も中旬になり、いろんなところから霧氷のたよりが聞こえてくる。霧氷見物に行きたいがなかなかチャンスがなくて、毎日うずうずしていた。この日も朝から用事がはいっていたのだが、とにかく一度行ってすぐに帰ってこようということで、またまた早朝に瓶ヶ森をめざして出発した。
【当日のコース
自宅発(4:30)→瓶ヶ森駐車場(6:00)→瓶ヶ森登山道(6:00〜7:00)→自宅着(9:00)
午前6時頃、瓶ヶ森駐車場に到着した。真っ暗の中、登山道を少し登ってみた。厚い雲が空一面を覆っている。 期待していた霧氷はまったくなし。今日はからぶりか・・。明るくなるまでしばらく待ってみることにした。
東の空がだいぶ明るくなってきた。よく見ると一面雲海が見えるではないか。霧氷はダメだったが、また日の出が見えそうだ。 伊予富士、東黒森、自念子の頭の山々。早朝に見るとまた雰囲気が違うものだ。
早朝の伊予富士。そういえば前回はこの山の山頂で昇る朝日を見たんだっけ・・。 東の空がだいぶ明るくなってきた。もう日の出は近そうだ。
振り返ると石鎚山。まだまだ夜明け前。 空一面が真っ赤に染まっている。
雲海の向こうから太陽が顔を出した。すばらしい眺め。もう霧氷のことは忘れてしまった瞬間だった。 なかなかこういう日の出は見ることができない。夢中でシャッターを押した。
いや〜、霧氷はまた次回ということで・・。今日はやっぱり来てよかった。 伊予富士にも朝日があたりはじめた。
振り返ると、石鎚山が真っ赤に染まっている。なかなかいい眺め・・。 だんだんと色あせていくと思ったら・・。
あっという間に太陽が雲の中に隠れてしまった。美しい風景は一瞬の間に終わってしまった。 向こうの雲海、伊予富士の山頂から見てみたかったなあ〜。
こちらは、高縄山系の山々。こちらも雲海で覆われ、山頂付近だけが顔を出している。 1時間ほど登山道をうろうろして下山した。霧氷ツアーのつもりが、日の出ツアーになったが、いい光景が見えた。満足、満足。

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