2006年 (山を歩く・その21) 

早朝の伊予富士へ(朝日に輝く霧氷)旧寒風山トンネル登山口〜桑瀬峠
                                 〜伊予富士山頂〜桑瀬峠〜登山口)
 

                                                              平成18年12月3日
12月になって一気に寒くなった。今度こそは霧氷を・・・という気持ちで伊予富士に向かった。早朝の旧寒風山トンネル付近は雪がうっすらと積もっていた。これは期待できそうだ。期待に胸をふくらませて、まだ薄暗い午前6時過ぎに登山口から登りはじめた。
【当日のコース
自宅発(5:15)→旧寒風山トンネル登山口(6:05)→桑瀬峠(6:44)→日の出(6:52)→伊予富士山頂(8:08)→桑瀬峠(9:07)→登山口(9:37)
午前6時過ぎに登山口を出発。あたりはまだ暗い。今朝積もったばかりのようなさらさらとした雪を踏みながらゆっくりと登る。 積もった雪には、こんなに早いのに足跡が付いている。あとでわかったのだが、ぼのさんと1号ちゃんだった・・・^^;
午前6時20分、東の空がだいぶ明るくなってきた。これは今回も日の出が拝めそうだ。 桑瀬峠の手前までやってきた。寒風山にはガスがかかってきている。天候が悪くなるのか?
午前6時44分、桑瀬峠に到着した。寒風山はガスがかかって見えなくなった。 伊予富士を見てみると、多少ガスはあるもののまだまだ大丈夫。このままもってくれるかな・・。
さて、これから伊予富士に向かって進む。霧氷は・・期待できそうだ。でも・・寒そうだ。 こちらは冠山。またここへも天気のいい日に登ってみたいものだ。前登ったときは雨で視界ゼロだったから・・。
伊予富士へ向かう登山道、目の前に目指す伊予富士が見えている。山頂にガスがかかってきたぞ・・。 寒風山と扇山の間に周桑平野が見えた。ふもとからも桑瀬峠がきれいに見えていることでしょう。
東の空がだいぶ明るく見えてきた。今日は、山から昇る朝日を見ることができそうだ。 だんだんと空が赤く染まってくる。日の出までもうわずかというところ。
突然、光の柱が見えてきた。おっ、太陽が昇ってくるかな・・。 山から昇る朝日。とってもまぶしい。でもとっても綺麗な眺め。
今回もすばらしい日の出を見ることができた。これはついてるぞ〜。 伊予富士方面をみると、笹原と霧氷が朝日でオレンジ色に染まっている。伊予富士はガスがかかって見えなくなっていた。
朝日に光る霧氷。ほんとに赤く染まっている。 振り返ると寒風山。山頂にはガスがかかっているが、雄大な風景だ。
朝日に輝く霧氷。美しい風景だなあ〜。これを見ただけでも満足。 青空と霧氷もいいけれど、こういう霧氷もまた格別。
だいぶ日が昇ってきたが、その上には分厚い雲がある。そして西からはあやしげな雲が迫ってきた。 またまた、あっという間に太陽が雲に隠れてしまった。もとの白い霧氷にもどった。
扇山、櫛ヶ峰の向こうに周桑平野と瀬戸内海が見える。 再び伊予富士へ向かう。霧氷のトンネルもなかなかいいもんだ。
笹原と霧氷の向こうに見える西条市街地。う〜ん、いい眺め! 瀬戸内海の島々も見える。じっと眺めていたいような風景。
まわりの景色を楽しみながら、伊予富士に向かって進む。こういう稜線歩きは快適だ。でも、とっても寒い・・。 伊予富士の雄姿が眼前に見えることろまできたが・・ガスに覆われてまったく見えない。
真っ白な霧氷の向こうに桂谷が見えた。右側の山の斜面を縫って走っているのが旧国道194号線。 基安鉱山のズリ跡が見えた。また、ここへも行ってみたい。今の季節がちょうどいいかな?
高知県の山々。太陽の光がさしこんではいるが、空には低く黒い雲がたれ込めている。 きれいに霧氷がついている。
瓶ヶ森林道。12月からゲートが閉まり通行止めになっている。 快適な尾根沿いの道をどんどん進む。
目の前に伊予富士が見えるはずだが・・今日は見えない。 さて、これから山頂へ向かって昇る。
急な上り坂の手前の霧氷のトンネルを通って・・。 急な登り坂を息を整えながら登ると・・。
午前8時8分、山頂に到着した。もう、寒いのなんのって・・。あったかい飲み物でも持ってくればよかった。 山頂の標識も凍り付いている。
じっとしてられないので、早々に下山することにした。 びっしりとついた霧氷。
あっという間にガスに覆われて見通しが悪くなってきた。 桑瀬峠まで帰ってきた。寒風山方面はまったく見えなくなっていた。
桑瀬峠からみた伊予富士。ガスに覆われてなにも見えなくなっていた。 午前9時37分、登山口まで帰ってきた。駐車場は車で満杯状態。たくさんの登山者が登ってきたからなあ〜。
登山口まで戻ってくると青空が見えていた。今回は今年初めての霧氷と朝日も見ることができ、いい山登りだった。 帰りに寄ってみた大樽の滝。水量はほとんどないが、紅葉が季節を感じさせる。
止呂淵にも寄ってみた。紅葉はもう終わりかけていた。 止呂橋の上からみた下津池、風透集落。

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