2007年(山を歩く・その14) 


石鎚林道から高瀑の滝へ・・・

(石鎚林道崩壊地点
〜高瀑登山口〜高瀑の滝〜高瀑登山口〜石鎚林道崩壊地点)
 

                                                            平成19年12月2日
ずっと行ってみたいと思っていた高瀑の滝。どんな滝なんだろうとずっと想像していたが、なかなかチャンスが巡ってこなかった。そんなとき、ぼのさんが高瀑がよいをはじめた。アライグマさん曰く、滝には姫がいるらしい(笑)これは行かなくちゃ!でも一人ではなかなか・・と思っているうちに、そのぼのさんに案内してもらえることになり、二人で行くチャンスがやってきた。紅葉の時期は逃したものの期待に胸をふくらませて12月2日朝7時30分過ぎに黒瀬ダム堰堤で待ち合わせて石鎚林道へ向かった。
【当日のコース

  石鎚林道崩壊地点(8:35)→高瀑登山口(9:35)→高瀑の滝(10:50〜12:55)→高瀑登山口(14:08)→石鎚林道崩壊地点(15:05)

待ち合わせ場所の黒瀬ダム堰堤。ここにはまだ紅葉の名残がある。でも石鎚山方面はもうとっくに冬山の季節。 ダムにはカモがたくさん泳いでいた。待ち時間はカモを見ながら過ごす。じっとみていると結構楽しい。堰堤からパチリ。
ぼのさんの車に乗せてもらって石鎚林道を登る。道は予想以上に荒れていた。午前8時30分過ぎに林道の崩壊地点に到着。 林道を歩きながら後ろを振り返る。今年の春に登った三ヶ森(1377m)はあの山の向こうくらいかな・・。
目の前に二ノ森(1929m)が見えてきた。このあたりの山々にはほとんど登ったことがない。見るものがすべて新鮮。 この林道も通るのははじめて。立派な隧道があった。隧道の近くの橋には昭和38年とあった。
今はまったく使われず崩壊寸前だったが、営林署の小屋も残っていた。 1時間ほどで高瀑の滝の登山口にやってきた。林道はその先もずっと続いているようだが、ここから滝に向かって登る。
高瀑自然研究路とある。この渓谷にはいろいろな見所があるらしい。やっぱり紅葉か新緑の頃に来るのが一番だったかな。 遊歩道らしきところから登りはじめる。昔はきれいに整備されていたのだろう。今は修復はしているものの所々荒れている。
これは赤のべらというらしい。上からすべってきたら気持ちよさそう・・。 のぞきの滝。道から見下ろすと下は崖になっている「おおっ、こわ!」地面に這うようにして滝壺を撮影。
西ノ冠岳(1894m)がきれいに見えた。あの上にも登れるんだろうか。とっても見晴らしがよさそう。 登山口から1時間15分ほどで目の前に高瀑の滝が現れた。はたして姫はいるのか・・。
高瀑は予想以上にすごい迫力だった。半分凍っているようだ。とっても寒い。寒さで姫も隠れてしまっているようだ(笑) 滝の下には残雪のような雪のかたまりが・・。よ〜く見ると滝から落ちてきた氷が固まってできたものらしい。
凍った滝はなかなかのもの。はじめて来てこんな滝を見れるとはとてもラッキーだった。 小さな氷がパラパラと落ちてきて凍った谷にたまっている。これが残雪のように固まっているのか・・。
寒さも忘れて滝の写真をどんどん撮る。ぼのさんも同じ。じっとしていると寒くて寒くて! 滝が大きすぎてカメラにおさまりきらない。ずっと下から撮影してみた。
ぼのさんは、あの滝の上に登ったそうだが・・恐ろしそう・・。次回登る気になったら行ってみようか・・やっぱりやめとこ・・^^; 滝を見上げながら、あったかいカップ麺、おにぎりで昼食。食後のコーヒーもうまい。気温は3度だった。
滝の左側に登ってみて撮影。見る場所によって違った雰囲気に見えるのでおもしろい。 12時30分が過ぎて、滝に太陽があたりはじめた。でも滝下はずっと日陰でとっても寒い。
これでもかっ!というくらい写真を撮り、午後1時前に滝を出発して下山をはじめる。途中見た西冠、朝とはまた雰囲気が違う。 ここは丸渕というところらしい。なかなか雰囲気がいいところ。夏ならば滝に打たれてみたい。
落ち葉と渓谷の谷川がとても美しい。やっぱり紅葉の時期が最高なのかな・・。 再びのぞきの滝。また這うようにして写真を撮る。
午後2時過ぎ登山口へ戻ってきた。久しぶりの快適で楽しい山歩きだった。 林道崩壊地点まで戻ってきた。ぼのさん、ありがとう。次はどこへ・・(笑)

山歩きのページへ戻る。