石鎚水源の森づくり
第113回ボランティア作業体験


【開催日時】
 平成19年10月6日(土)午前9時30分~午後1時30分迄
【参加人員】
 四国中央支部参加登録者22名、森林作業指導員7名(西条地方局四国中央森林林業振興班・石川実専門員、四国中央市農林水産課・片桐一林政係長・吉田憲司主査、宇摩森林組合・苅田耕一参事ほか職員1名、東予流域林業活性化センター 上野清七事務局長・内藤忠夫事務局員)計29名
【集合場所】
 四国中央市立寒川小学校駐車場(四国中央市寒川町1814)
【作業場所】 
 宇摩地区21世紀の森(四国中央市寒川町)
【作業体験内容】
 広葉樹(クス、山桜、クリ、コナラ、イチョウ、キワダ、トチノ木ほか)植樹地70アールの草刈作業
【活動内容】
 ボランティア日和に恵まれた中で、予定をしていた参加者が集合したので、午前9時30分からボランティア作業の開会行事を上野事務局長の司会ではじめました。
 
石鎚水源の森くらぶ四国中央支部の森下安雄支部長は開会の挨拶で「今回の草刈りをしていただきます宇摩地区21世紀の森は、平成14年3月と平成15年3月に皆様に植樹をしていただきまして、今年で6年目を迎えておりますが、私共のくらぶは植付をした樹木を完全に育てることにしていることが、他のボランティア団体と違うところです。今日も残暑がある中での作業になりますが、適宜に休息をとりながら作業をしてください。」と述べました。
 
続いて、西条地方局四国中央森林林業振興班の石川専門員から安全で楽しい草刈方法の説明がありました。
 
続いて、森林作業指導員の四国中央市片桐林政係長、吉田主査、宇摩森林組合の苅田参事等の紹介が上野事務局長からあったのち、流域木材の使用量の拡大をすれば、水源林づくりが拡大するとの話があり、開会行事は終わりました。
 参加者29名は、集合場所の四国中央市寒川小学校駐車場から徒歩10分くらいで作業森林の宇摩地区21世紀の森へ移動して、午前10時頃から広葉樹林の草刈作業をはじめました。
 
今年草刈作業をした宇摩地区21世紀の森は、平成10年頃に杉桧50年生を皆伐して植樹をしないで放置していた森林を当時の西条地方局伊予三島出張所の林業課が森林所有者の承諾を得て、15種類位の広葉樹の植樹をした森林です。
 
植付をして6年が経過しましたので、植樹木も大きいものは4m位成長した広葉樹もありますが、中にはまだ150cm位の広葉樹も沢山ありますので、もう1年位は草刈作業が必要かと思われます。
 
秋も深まり雑草木もかたくなっており、草刈鎌でもなかなか刈り払いするのに苦労している参加者もいました。
 
昼迄に70アール程の草刈作業が終了し、昼食をしたのち午後1時30分頃あとかたずけをし、現地解散しました。
 
参加者の皆さんご苦労様でした。


朝9時10分頃の受付状況

朝9時30分から開会行事

開会の挨拶をする森下支部長

四国中央森林林業振興班の石川専門員

集合場所から作業森林へ移動

宇摩地区21世紀の森へ到着

午前10時頃から草刈作業開始

繁茂している雑草木

急傾斜地で足元をしっかりと

植樹木の間の雑草を刈る参加者

秋で雑草が堅くて刈払い作業も大変

歩道の草刈作業はていねいに

大きく成長した植樹木

2人で参加の佐伯様夫妻

防虫器をつけての草刈作業

宇摩地区21世紀の森は市街地の近く

休息する参加者の皆様

大ガマ取り扱いも上達しました

草刈跡の広葉樹はうれしそう

侵入木(クスノキ)の除伐作業

草刈作業完了跡の森林

大きく成長した桜の木

作業後の弁当は美味

作業完了跡の広葉樹林

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