第161回 石鎚水源の森づくり事業


【開催日】
 平成22年4月10(土) 午前9時30分~13時迄
【参加人員】
 石鎚水源の森くらぶ西条支部会員28名、東予流域林業活性化センター事務局2名、計30名
【開催場所】
 加茂川水源の森1(西条市千町字渡瀬2号8)
【実施内容】
 
複層林の下層木12年生(山桜・ケヤキ・クヌギ)の除伐作業50アール
【活動内容】
 前日は雨でしたが、当日はよい天候に恵まれた中で、予定していた参加者が集合したので午前9時30分から開会行事を始めました。
 石鎚水源の森くらぶの玉置代表は開会のあいさつで、「前日の雨で森林内は水分が残っているので、足元に気をつけて除伐作業をしてください。」と述べました。
 続いて司会者の上野事務局長から「今日作業をしていただく複層林は、私共のくらぶが設立されて最初にボランティア作業をはじめた森林で、平成10年に放置人工林を間伐して、平成11年春に下層木としてケヤキ、山桜、クヌギを植えていただいた複層林で、その下層木も今年で12年目を迎えております。不用な雑木が多く自生していますので、ノコと除伐鎌で取り除く作業をしてください。植樹した広葉樹には、ピンク色のテープを巻いていますので、作業をしながらケヤキ、山桜、クヌギと今回除伐する雑木との違いを学習しながら作業をしてください。」と述べました。
 15分くらいで開会行事が終わり、除伐鎌とノコを持って除伐作業をはじめました。
 加茂川水源の森の周辺は、桜、ヤマブキ等が満開で、除伐する雑木の中には、タラノメや新茶の新芽、イタドリ、ワラビ等もあって、色々なものを収穫しながらの楽しい作業でした。
 当日は、50アールの除伐作業をすべてする予定でしたが、12時15分頃には全部の作業が終わり、花見をしながら昼食をして、13時に現地解散をしました。


4月3日の加茂川水源の森1

山桜は植樹して12年生

4月3日山桜は満開

4月3日の桜(左はソメイヨシノ)

朝8時45分には準備完了

架設トイレも設置

作業開始前の林内

桜の下は加茂川の清流

朝9時10分頃の参加者

対岸の森林内の山桜も開花

開会行事開始前の皆さん

作業開始前に集合写真

今回の参加者は30名

作業用の除伐鎌を受け取る

作業森林へ移動

林内に入山して不用雑木の除伐

林内は不用雑木が自生

不用木がたくさん自生して大変

少しづつ不用木を除去する作業

ケヤキに巻きついた「つる」の除去

除伐作業に取り組む皆さん

除伐して明るくなった複層林

除伐作業がほぼ完了

除伐作業が完了した複層林内

ヤマシャクも自生し開花

加茂川水源の森1の対岸の野猿

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