宇摩地区第3回
水源の森づくり作業体験
【開催日】
平成12年8月12日(土)午前9時30分〜午後2時40分
【参加人員】
ボランティア参加登録者42名
林業作業指導員7名(西条地方局伊予三島出張所林業改良指導員5名・新居森林組合現業職員2名)
伊予三島市農林水産課職員2名・土居町産業課職員2名・林業活性化センター職員2名
計55名
【作業体験場所】
愛媛県伊予三島市富郷町寒川乙814「下猿田水源の森」
@松林40年生と山桜・ケヤキ・クヌギ1年生の複層林 面積50アール
Aスギ35年生の人工林 面積30アール
【作業体験内容】
@松林40年生と有用広葉樹1年生の複層林の下刈り作業体験
Aスギ38年生人工林の間伐・木材伐倒及び皮削り作業体験
【ボランティア活動内容】
連日猛暑が続く中、当日は曇りがちで、暑さも厳しくなく、絶好のボランティア
日和でした。
午前8時30分頃、ボランティア参加者が集まりはじめ、
午前9時10分には40名程集まりましたので、当日使用する
蚊取り線香の準備作業を手伝っていただきましたが、蚊取り線香に
着火し終える頃には、蚊をはじめ虫等はほとんどいなくなりました。
午前9時30分には、ボランティア参加者等55名が集まりましたので、
上野事務局長の司会で作業開始前の安全作業の説明会を開催しました。
開会の挨拶を、森順石鎚水源の森くらぶ代表がしました。
次に地元代表として、森下宇摩支部長が挨拶をしました。
続いて、森林作業指導員7名を代表して、西条地方局伊予三島出張所の越智
主席改良指導員が当日のボランティア作業方法と安全作業方法の説明をしました。
その後、作業の指導をしていただく、指導員7名の紹介がありました。
最後にボランティア事業地の提供をしていただいている宇摩地区
林業研究グループ連絡協議会会長の苅田厳之氏の挨拶があり、午前9時45分
から作業を開始しました。
参加者55名の内35名程は、下刈り作業を行い、あとの
20名程のボランティアは、間伐木の選木と伐採作業をしました。
今年の春に松林の下層木として植え付けをした山桜とケヤキは
かなり成長していましたが、クヌギの生長は今一歩
というものもありました。クヌギは日当たりが悪いと成長が遅いようです。
10時40分頃には、50アールの下刈り作業は全部終了し、終わった人から
朝から伐採していたスギの間伐木の枝払いと皮はぎ作業体験をしました。
昼食は、猿田川の川沿いまで行って食べましたが、川に沿って涼しいさわやかな風が
ふいて気持ちよく、平坦部の猛暑はうそのようなひとときでした。
昼食後、水源の森づくりボランティア活動について林業関係者との懇談会を
して、午後2時40分現地解散をしました。
下猿田水源の森から午後3時30分頃に伊予三島市内に帰ってきましたが、
あまりの猛暑でもう一度「下猿田水源の森」へ引き返したい気持ちになりました。
下猿田水源の森は、高知県境に近く、標高630mもあり、夏は涼しく
別天地のような所です。
ボランティア参加者の皆さんもきっと満足した一日だったでしょう。
朝9時10分頃の集合状況
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作業開始前の安全作業説明会
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石鎚水源の森くらぶ代表森氏の挨拶
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越智林業改良指導員による安全作業説明
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森林提供者の苅田氏
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作業開始前の集合写真
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作業のため入山するボランティア
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作業前の森林状況
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下刈り作業を開始
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植樹木をみつけるのも一苦労
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下刈りに精を出すボランティアの皆さん
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今年春に植樹した所の下刈り
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下刈り作業中の状況
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下刈り作業終了後の森林
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10名程による間伐木の伐採作業
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間伐作業に行くボランティア
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間伐木の皮はぎ開始
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皮はぎをするボランティアの皆さん
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竹べらで皮はぎ作業をする
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間伐木の皮はぎ終了
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水源の森にある猿田川清流
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猿田川沿いで昼食と懇談会
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