東予地区(周桑)第5回
水源の森づくり作業体験
【開催日】
平成12年11月11日(土)午前9時30分〜午後3時30分
【参加人員】
ボランティア登録者82名
林業作業指導員15名(西条地方局丹原出張所林業改良指導員4名・西条地方局林業改良
指導員1名・伊予三島出張所林業改良指導員1名・小松町産業課職員2名・新居森林組合
現業職員2名・林業研究グループ員2名・林業活性化センター職員2名)計97名
【作業体験場所】
愛媛県周桑郡小松町大字新屋敷乙59−1「小松町水源の森」
桧38年生の人工林 面積50アール
【作業体験内容】
桧38年生の人工林で、現存立木本数がha当1650本を、1000本程度に間伐
するための間伐木の選木・伐採・枝払い・造材・搬出作業。
林内に作業路を開設して、チェンソーで伐採し、搬出作業は林内作業車
・グラップル集材機を使用して作業をすることを体験。
【ボランティア活動内容】
天気予報では降水確率10%ということもあり、当日の朝は小雨が降っており実施できるかどうか
心配をしましたが、午前8時頃には雨がやみました。
午前8時40分頃「小松町水源の森」には、西条地方局丹原出張所林業改良指導員4名が
きて、ボランティア作業の準備をしていました。
そして午前9時頃には、ボランティア作業者は50名位来て、ボランティア作業体験の下見
をしていました。
午前9時30分には、参加予定者97名全員が集合して、上野事務局長の司会で
ボランティア作業方法の説明会が行われ、その中で石鎚水源の森くらぶの森代表が、「自分の体力に
合った安全作業をしてください。」と挨拶をしたのち、西条地方局丹原出張所の戸田主席改良指導員
から本日の作業内容の説明がありました。
午前9時40分からボランティア作業が開始され、まず全員で事前に伐採されていた間伐木
の枝払い・造材作業をしました。
伐採していた間伐木は30アールで200本位でしたが、97名が腰ノコを使い
枝払い作業をして、1時間くらいで作業が終了しました。
そして、森林作業指導員の指導で、枝払いした
間伐木の造材及び玉切り作業を行いました。
今回はプロの林業作業員が集材作業に使用する「林内木材運搬車」
と「グラップル付移動集材機」をリースして、周桑地区の林業研究グループ員
の宇佐美氏が、玉切りをした間伐木の集材作業の実演を行いました。
ボランティアの方も原木へのワイヤーで玉掛け作業を手伝いながらこれを見学をしました。
午前11時40分頃から昼食をして、午後12時30分から午後のボランティア作業を
開始しました。
午後は、林業改良指導員の指導で10アールの間伐木の選木方法・伐採・枝払いの
作業体験をして、午後3時頃に作業体験を終了しました。
間伐ができていない10アールの桧の人工林と午後伐採・枝払いをした間伐木の
伐採搬出作業体験は、今年12月9日の周桑地区ボランティア作業体験で実施する予定です。
午後3時30分には、森林所有者の小松町を代表して水野産業課長がお礼の挨拶をし、現地解散を
しました。
開始前の安全作業説明会
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本日の作業内容を説明
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ボランティア参加者
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作業開始
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間伐木の枝払い作業
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枝払い方法を指導
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造材・玉切り作業
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リースした林業機械
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人力で集材作業
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今回開設した作業道
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林内木材運搬車で搬出作業
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林道沿いへ間伐原木を集材
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集材された原木
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昼食前の小休憩
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昼食のひととき
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午後の間伐作業を開始
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間伐木の枝払い作業
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間伐木の造材方法を体験
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作業路に搬出した原木
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ボランティア作業完了
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