東予地区（新居浜・西条）水源の森づくり第１４回作業体験

東予地区（新居浜・西条）
水源の森づくり第１４回作業体験

【開催日】
　平成１３年６月９日（土）午前９時３０分～１２時００分迄
【参加人員】
　ボランティア登録者７９名（宇摩２５名・新居４７名・周桑７名）、作業指導員１９名（愛媛森林管理署３名、西条地方局管内林業改良指導員７名・新居浜市農林水産課２名・新居森林組合５名・林業活性化センター２名）、来賓３名（佐々木新居浜市長・高橋新居森林組合長・水野新居森林組合副組合長）　計１０１名
【作業体験場所】
　新居浜市市民の森（新居浜市船木２－１）の南隣接地の多目的保安林総合整備事業地内の２３０アールの森林
【活動内容】
　ボランティア実施一週間前の６月３日付気象庁発表の週間天気予報では、６月４日より梅雨前線が北上して、６月５日以降６月１０日頃迄は、雨が降り続くとありましたが、予報通り６月５日には雨が降り、気象庁が梅雨入りを宣言したので、ボランティア実施ができるか心配をしていましたが、６月７日には雨がやみ、ボランティア実施当日は、晴天にめぐまれ、絶好のボランティア日和になりました。
　事務局員は、ボランティア作業体験の準備をするために、朝８時３０分頃、新居浜市市民の森に着きましたが、すでにボランティアの方が５名来ており、作業用具の点検等のお手伝いをしてくれました。
　９時１０分頃には、佐々木新居浜市長を始め高橋秀一新居森林組合長も来られ、９時３０分頃には、予定していた参加者１０１名全員が集まったので、開会行事を事務局長の司会ではじめました。
　開会の挨拶で「石鎚水源の森くらぶ」の森順代表が、「平成１０年度からはじめました石鎚水源の森づくりボランティア活動は、実質的な参加者数では、愛媛県最大の森林ボランティアになりまして、私共の活動は県内はむろんのこと、全国でも知られるようになりました。これもひとえに皆さんのお力添えのおかけです。」とお礼の挨拶をしました。
　続いて、新居浜市の佐々木龍市長が挨拶をし、「東予地域の平坦部には、多くの企業が立地をして３０万人を超える住民が生活をして、多くの用水を使用しているので、皆さんの様な都市住民の方が水源の森づくりボランティア活動をされていることは、私は大変心強く思います。森林を大切にする輪がさらに大きく広がることを期待します。」との激励がありました。
　続いて、本日のボランティア作業の指導をして下さる指導員１９名の紹介があり、事務局長が、今日の作業の実施方法と作業実施上の注意事項の説明をし、佐々木市長を囲んでの集合写真を撮り、午前９時５０分から作業場所へ移動をして、草刈り作業を開始しました。
　来賓で参加をされていた佐々木市長、高橋新居森林組合長、水野新居森林副組合長もボランティア作業に参加して下さいまして、ボランティア参加者との交流に努めて下さいました。
　作業になれているボランティア参加者は、柄の長い大きなカマで作業し、作業になれていないボランティアの皆さんは、普通の草刈りガマで作業しました。
　今回、ボランティア作業をする森林は、２７０アール程あり、森林の中心部には谷川があり、森林の真ん中くらいのところに、農業用水用の４０アール程の貯水池が、谷川には、小魚・エビ等がおりまして、池は満水状態になっておりました。
　ボランティア参加者の内３５名位は、池より上流部分の草刈りをしましたが、８年くらい草刈り作業をしていないので、刈り払いに苦労をするところもありました。そのような所では、植林した広葉樹が大きくなって日陰の所で作業ができましたので、心配していた程の暑さはありませんでした。
　午前１１時３０分頃には、池より上流の草刈りが終わりまして、全員で、池より下流の草刈りをして、昼の１２時頃には、予定していた２３０アールの森林全部の草刈り作業を終了しました。
　１２時１０分頃から、市民の森駐車場の隣接地の日陰で、昼食をとり、１２時４５分からボランティア参加者団体「石鎚水源の森くらぶ平成１３年度第３回通常総会」を開催し、午後１時４５分には終了して、現地で解散しました。
　当日は、梅雨の中休みで、猛暑の中でのボランティア活動だったので、森林作業の指導員の皆さんやボランティア参加者の皆さんも大変お疲れのことだったと思います。
　なお、当日のボランティア作業には、愛媛新聞、朝日新聞、読売新聞の記者の方が取材にきていましたので、後日新聞でも報道されると思います。