周桑・新居浜・西条地区合同
水源の森づくり第8回作業体験
当日は晴天に恵まれましたが、湿度の高い猛暑の中でのボランティアになりました。
今回の森林ボランティアは、国庫補助事業の「流域資源循環利用促進対策」の助成金を得て実施する活動で、参加者に木材を利用することが、多様な機能をよく発揮する水源の森づくりになるということを知ってもらうために実施しました。
事務局がボランティア用の作業用具を軽トラックに山積みして、午前8時45分頃に集合場所の小松町水源の森に着きましたが、早くも3名の方が来られておりまして、軽トラックから作業用具等をおろすのを手伝って下さいました。
午前9時10分頃に、テレビ愛媛今治支局の豊島記者とカメラマン3名が、今回の水源の森づくりボランティアの取材に来られましたので、事務局長が石鎚水源の森づくりボランティアの概要を説明しました。
9時30分から開会行事を上野事務局長の司会で始めました。
開会の挨拶で、石鎚水源の森くらぶ代表の森順氏が「よく整備された森林は、雨水を森林に貯め込んで徐々に谷川に流し出すほか、地球温暖化の原因になる二酸化炭素(CO2)を吸収して、木材として固定して酸素を大気に放出し、きれいな空気にしてくれます。しかし、この様な機能をよく発揮するための森林整備をするためには、間伐等の施業をしなくてはなりませんが、木材が売れなくなると間伐作業ができなくなりますので、地域で育った木材を利用することが、多様な機能を発揮する森林づくりが進むことになりますので、木材を皆さんで利用することを考えて行きましょう。」と述べました。
続いて、林業改良指導員を代表して、西条地方局丹原林業課の伊藤敏郎主席改良指導員が、「猛暑の中での森林ボランティアになりましたが、十分に気をつけて作業をして下さい。特に草刈りガマで草刈りをする場合は、3m以上の間隔をおいて草刈りをしてください。小松町水源の森の作業が終わりましたら、小松町生活環境保全林に行きまして、下層木の広葉樹を植えてある所の上層木の枝払い作業と遊歩道の草刈り作業をしますので、終わり次第それぞれのマイカーで移動をお願いします。」と述べました。
午前9時40分に開会行事を終わりまして、早速小松町水源の森の山桜・ケヤキの植樹地等の草刈り作業を行い、20分くらいで作業が終ったので、それぞれマイカーで、生活環境保全林に15分くらいで移動しました。
そして、10分ほど休憩をしてから、小松町生活環境保全林で、桧の上層木の枝払い作業や歩道の草刈り作業を行い、下層植樹広葉樹のシャクナゲ・ケヤキ・アジサイ・モミジ等に日光が差し込むようにしました。
今回は、ボランティア作業が終わる迄、テレビ愛媛の取材があったので、インタビューや作業中のビデオ撮りの為に、参加者の皆さんの中には、緊張の連続であった方もおられました。
取材の結果は、7月16日午後6時25分からテレビで放映されました。
当日は、暑い日の中での活動で、皆さんご苦労さまでした。
![]() 朝の参加者受付状況 |
![]() 開会行事開始前の状況 |
![]() 開会行事開始宣言 |
![]() 森順代表開会挨拶 |
![]() 伊藤主席の作業方法説明 |
![]() 熱心に聞く参加者 |
![]() テレビ愛媛の取材状況 |
![]() 開会行事の状況 |
![]() 参加者の集合写真 |
![]() インタビューを受ける参加者 |
![]() 草刈り作業開始 |
![]() 草刈りガマで草刈りをする参加者 |
![]() 草刈り続行中 |
![]() インタビューを受ける小学生 |
![]() 植樹木も大きく成長 |
![]() 上層木の下の広葉樹 |
![]() 有用広葉樹と不用木の選別作業 |
![]() インタビューを受ける女性参加者 |
![]() 小松町生活環境保全林へ移動 |
![]() 森順くらぶ代表への取材 |
![]() 上層木の枝払い作業 |
![]() 安全な木登り方法の指導 |
![]() 環境保全林の除伐作業 |
![]() 成長した広葉樹 |
![]() 作業終了後の昼食は美味 |
![]() 山への思い出を語る参加者 |