新居浜・西条地区
水源の森づくり第25回作業体験
【開催日】
平成14年11月23日 午前9時30分〜午後2時30分迄
【参加人員】
ボランティア登録者 38名 林業関係者4名 計42名
【作業体験場所】
西条市荒川2号185−1 加茂地区公民館駐車場
西条市荒川2号202−1 ドラム缶釜据え付場所
西条市黒瀬字西東宮乙813 加茂川水源の森3
【作業体験内容】
加茂地区公民館駐車場では炭焼き用竹材の準備作業
ドラム缶据え付け場所では、従来のドラム缶釜5基の横に新しいドラム缶釜5基を据え付けし、10基に増設する作業
加茂川水源の森3では、竹を伐採し、炭材と支柱材を採取する作業
【ボランティア活動の内容】
天気予報では、ひさしぶりに降水確率0%という予報で、朝冷えのする中、事務局が午前7時20分頃に集合場所の加茂地区公民館駐車場
で、当日のボランティア作業に必要な物を持参して準備作業をしました。
まず、机を置いて、机の上に参加予定者の名札と当日の作業の「炭焼用の竹材の作り方とドラム缶釜炭焼き方法」の説明書と
パンフレット等を並べて、当日の作業用具を置いて、7時40分頃に一時帰宅をしました。
そして、午前8時40分頃に集合場所へ行った所、早くもボランティア参加者の方が1人来られていましたが、机の上を
見ますと、机の上は水びたしになって、机の上に置いてあった名札や説明書、パンフレットも水でぬれていました。
私が机の上にものを置いた、午前7時40分から8時40分迄の1時間の間の日の出前に「朝つゆ」が降りて、机の上に
置いてある物を水びたしにしたのでした。
朝冷えのする時は、日光が当たる迄は外に物を置いてはいけないということを、事務局の私が満63歳になって初めて知った次第です。
午前9時30分には、予定していた参加者42名が集まりましたので、上野事務局長の司会で開会行事を始めました。
上野事務局長は、「今回の森林ボランティアは、緑の水の森林基金の助成金によって『ボランティア募集パンフレット』を策定して
新しく仲間が37名増加した中でのボランティア作業になりました。私共のボランティア作業体験は、平成10年8月より始めまして、今日で
38回目の水源の森づくりボランティアを実施することになりました。
現在の様に放置人工林が増加して、人工林の貯水能力の低下が懸念されておりますのは、日本国内ではできるだけ安い
木材を世界中から輸入をして治産地消という意識がうすれて、日本の木材が使用されなくなったから間伐等の森林整備ができない
放置人工林が増加をしております。
今日ボランティアに参加の皆様は、水源の森づくりボランティアを通して、森林より生産される林産物の有効活用についても考えて
ほしいと思います。」と述べました。
続いて石鎚水源の森くらぶの森代表が開会の挨拶で「今日は新たな仲間を迎えて、森林から生産される竹や除伐木を炭にする
材料作りをして、12月14日に皆様に炭焼きをしていただくことにしております。竹の大きいものは、4割か6割にして、小さいものは
2割でよいと思いますのでよろしくお願いします。」と述べました。
9時40分から作業を開始して、10月5日に伐採し造材をしてあった竹を参加者全員で、ナタ、柄ガマ、オノで割りましたが、
割りにくい竹もありました。
10時30分頃には、準備していた竹の炭の材料作りが終わり、一輪車等で割った竹を、加茂地区公民館北側のドラム缶釜のある所まで運びました。
10時40分頃から、ドラム缶釜の据え付作業をして、釜は以前にあった5個と今回の5個で、10基のドラム缶炭焼き釜ができ
ました。早速割った竹を釜に入れる作業をした所、竹が1基分不足したので、昼食後に竹林へ竹を伐採に行くことにして
昼食をとりました。
そして、昼食後全員で西条市荒川東宮の竹林に行き、竹の伐採、枝払い、造材、竹割り作業をして、10基の釜に竹を
入れる作業が完了しました。
そこで、残った人は来年3月に広葉樹を植える支柱を12月14日に作ることにしているので、支柱に必要な竹を長さ150mに玉切り
をして持ち帰りました。
午後2時30分には、総ての作業が終了したので、後片付けをして解散しました。
朝9時頃の集合状況 |
9時30分から開会行事 |
挨拶をする森くらぶ代表 |
緑と水の森林基金の助成金で実施 |
炭焼き用竹林準備作業 |
竹を割る作業 |
ドラム缶据え付作業 |
竹材を釜に入れる作業 |
竹を入れたドラム缶釜 |
竹伐取の為東宮の竹伐採 |
竹を炭焼き用に80pに伐採 |
伐採した竹の搬出作業 |
竹を軽トラックで運搬 |
伐採跡の竹林 |
仲間と食べる弁当は美味 |
午後は竹割り作業 |
竹酢液採取用竹材用準備 |
ドラム缶釜据え付作業 |
ドラム缶釜に土を20p盛土する |
紅葉が美しい中で作業終了 |