新居浜・西条・周桑地区合同
水源の森づくり第29回作業体験
【開催日時】
平成15年4月19日(土) 午前9時30分〜午後1時30分
【参加人員】
ボランティア参加登録者 76名 林業作業指導員(新居森林組合長・伊藤浩、新居林業研究グループ会長・杉森信友、
東予流域林業活性化センター指導員2名)4名 計80名
【集合場所】
加茂地区公民館(西条市荒川2号185−1)駐車場
【作業体験場所】
加茂川水源の森3(西条市荒川乙39)
【作業体験内容】
竹林整備と筍堀り作業体験
【活動内容】
前日の天気予報では、土曜日も日曜日も雨とのことだったので、今回のボランティア作業は中止になるのではないかと心配をしていました。
ところが、当日は青空も一部みられましたので、昼までは何とか実施できる様な状況になりました。
9時30分には、予定していた参加者80名の内75名が集まりましたので、加茂地区公民館駐車場で開会行事を
はじめました。
開会にあたりまして、石鎚水源の森くらぶの森代表が「筍の上手な掘り方について」の説明と挨拶をしました。
続いて、新居森林組合の伊藤浩組合長が、「森林を守るために多くの皆さんがボランティアに参加していただき、私ども森林所有者も勇気づけられます。」とお礼の言葉を述べました。
そして、上野事務局長から、竹林整備と筍堀り作業の仕方についての説明がありましたが、「今年は筍は裏年で筍の発生が少ないのに、1月頃にイノシシが筍を掘って食べてしまいまして、宝物探し位に筍の発生がみられませんので、今回は来年度にそなえての竹林整備が主体となります。」との説明がありました。
9時40分頃から参加者全員が、作業用具を持って、加茂川水源の森の竹林へ15分位で移動しました。
今回整備する竹林は面積30アールで、平成13年度から竹林整備をしていますが、人が竹林の中を通れない位に、過密な竹林になっていますので、まだ10アール程しか竹林整備ができていません。
参加者は、竹林全体に分散して、竹を鋸で伐採する作業からはじめまして、伐採した竹は枝払いをして、3m位に玉切りをしてから、各所へ集積する作業をしました。
竹を伐採する時は、下側の人に大声で合図をしてから伐採しましたが、立っている竹を伐採するするのは初めての方も多くいまして、楽しい体験でした。
筍掘りの方は、予想通りほとんど発生しておりませんでしたが、15人位の方は熱心に探しました所、30個位は掘りましたが、参加者全員が持ち帰る程の筍はありませんでした。
どうしても筍のほしい方には、加茂地区公民館上側の畑に竹を植えて栽培している高橋直喜さん宅の筍を20本位掘らせていただきました。
午前11時50分頃に竹林整備を終わりまして、加茂地区公民館で、ボランティア有志のかたで調理をしていただいた猪鍋とにぎりめしの昼食をとり、午後1時30分頃現地解散をしました。
私共の作業が終わるのを待っていたかのように、解散後すぐに大雨となりました。
社会の為につくしていると、天気の方も気を使って下さっているのかも知れないと思いました。
午前9時頃の受付状況 |
参加者名簿を探す |
午前9時30分から開会行事 |
くらぶ森代表挨拶 |
新居森林組合伊藤組合長 |
竹林に行く参加者 |
竹林へは15分位徒歩で |
竹林近くの森林 |
竹林へ到着 |
竹林整備作業 |
竹を3m位に玉切り |
枝払いをした竹 |
子供さんもお手伝い |
筍掘りの初体験 |
整備された竹林 |
作業が終わって下山 |
猪鍋とにぎりめしで昼食 |
昼食の準備の皆さん |
猪鍋は美味でした |
昼食後の雑談 |