宇摩地区
水源の森づくり第10回作業体験
【開催日時】
平成15年8月23日(土)午前9時30分〜12時30分迄
【参加人員】
ボランティア登録者33名 林業関係者12名、伊予三島市内より公募した小中学生と保護者 50名
【作業体験場所】
伊予三島市富郷町寒川山814「下猿田水源の森」
【作業体験内容】
杉桧39年生の間伐木伐採・枝払い皮削り作業
【ボランティア活動内容】
当日は快晴に恵まれて、事務局は朝8時30分に「下猿田 水源の森」へ到着しました。
朝7時10分に西条市を出発した時の気温が「28℃」 、天気予報では最高気温が「35℃」に なるとのことで、この日のボランティア作業は平地でおこなえば熱中症になる人が出るかもしれないと思うような天気でした。
ところが、集合場所の下猿田水源の森は標高550mに位置し、しかも四国山地の中の高知県境に近いところにあり、そして近くに猿田川の清流が流れているせいか天然のそよ風が吹き、心地よい朝でした。温度計がなかったので気温は判りませんでしたが、体感温度としては「23℃」くらいに感じました。
午前9時30分に予定していた参加者45名が集合しましたので、上野事務局長の司会で開会行事を行いました。
石鎚水源の森くらぶ宇摩支部の森下支部長が、連日の猛暑の中での参加に対しお礼の言葉を述べ、続けて「今日は伊予三島市内の小中学校生徒に公募をして、親子森林教室を開催するので、私共くらぶ会員もいっしょに作業をして、森林への思いを語り合いましょう」と開会の挨拶をしました。
次に上野事務局長から「本日は複層林の草刈り作業と間伐木の伐採・枝払い・皮削り作業をします」と、安全作業の方法の説明があり午後9時40分から作業を行いました。
森林作業に精通している参加者が多く、午前11時頃には予定していた作業が終わりました。
そして宇摩地区林業研究グループ連絡協議会の苅田会長の地上15m位の所での杉の枝打ち作業を、伊予三島市内の小中学生等と見学したり、森林への思いを語り合いました。
午後12時から昼食をとり、12時30分頃に現地で解散をしました。
当日は真夏の作業でしたが、良き避暑地の下猿田水源の森で、心地よい一日を過ごしました。
名札を取って受付 |
事務局の司会で開会行事 |
挨拶をする森下支部長 |
作業方法の説明を聞く参加者 |
作業現地へ移動 |
複層林の草刈り作業 |
複層林の上層林は赤松 |
草刈り作業をする参加者 |
赤松林で松茸菌の発生は? |
間伐木の伐採枝払作業 |
間伐木の皮削り作業 |
皮削り作業に精をだす |
小学生にノコの使用方法を教える |
間伐木の搬出作業 |
小中学生と楽しく皮削り作業 |
苅田会長樹高15mで枝打ち作業 |
中学生も木登りに挑戦 |
小学生も木登りに挑戦 |
作業跡の休息のひととき |
冷風をだす猿田川の清流 |
昼食は美味でした |
ボランティア参加者の皆様 |