新居浜・西条地区
水源の森づくり第34回作業体験
【開催日時】
平成15年12月13日(土)午前9時30分 〜 午後3時30分
【参加人員】
ボランティア参加登録者53名・林業活性化センター2名 計55名
【作業体験場所】
加茂地区公民館南側の広場(西条市荒川2号184)
西条市荒川の竹林(西条市荒川甲)
【作業体験内容】
ドラム缶炭焼き釜の移設作業
竹林整備と炭焼用竹材の採取作業
【活動内容】
朝6時頃は、小雨が降っており、松山自動車道の小松IC付近では2センチの積雪があり一時通行止めになっていました。
ところが、8時頃から厚い雲はとれて薄曇りになりボランティア作業には支障のない天気になりました。
午前9時30分には、予定した参加者全員が集合したので開会行事を事務局の司会で行いました。
開会の挨拶を森代表が「今日は来年3月13日にする炭焼きの準備作業をしていただきますが、木材と竹を炭にすることは、地球の二酸化炭素を永久固定することと、間伐木などの有効活用にもなります。今日は寒い日ですが作業をして体を動かすと暖かくなると思います。今日一日頑張って下さい。」と述べました。
続いて、上野事務局長から、当日の作業内容の説明があり、「今日は2班に分かれて作業をします。1班の25名は、森代表が責任者で、ドラム缶炭焼き釜10基の移設作業をしてください。2班20名は、一色昭男理事と大門和敬理事が責任者になって、竹林整備と炭焼き用竹材採取作業とその竹を持ち帰って、竹割作業及び割った竹の釜入れ作業をしてください。竹林整備については上野が現地案内と作業の仕方を教えます。」と述べました。
午前9時40分に2班に分かれて作業を始めましたが、竹林整備の場所は集合場所から1500m程離れているので軽四トラックや車に分乗して移動しました。
上野事務局長が伐採する竹の見分け方を説明してから竹を伐採・枝払いしたものをドラム缶釜に入れる75pの長さに玉切りをしてから軽四トラックに積み込みました。
竹の枝は、縄でくくり来年炭焼きの時に竹ぼうきをつくるために軽四トラックに積み込み持ち帰りました。
一方の班は、森代表の指導によって、ドラム缶炭釜の移設作業をしました。
加茂地区公民館の北側に平成13年に設置した10基の炭窯は、荒川集落の中心地にあるので炭焼きのときの煙で集落のかたに迷惑をかけることから集落の端の加茂川の上の広場に移設しました。
取りのけ作業は順調に進みましたが新しい設置場所では木の株等があり、作業は困難を極めました。
一方朝から、ボランティア参加者のうち女性参加者8名が昼食用の「おにぎり」と「猪鍋」の準備をしていましたが、12時頃にできあがり参加者全員が作業を中止して昼食をとりました。
生まれて初めて「猪鍋」を賞味する参加者もおり何杯もおかわりをする方もいました。
午後は12時40分頃から作業を開始し、午後3時30分には、予定していた作業が終了したので現地解散をしました。
当日は、朝9時30分から午後3時30分までの長い時間ボランティアをされた皆さん、ご苦労様でした。
今回準備したドラム缶釜の炭焼きは、来年3月14日(土)と3月15日(日)の2日間、愛媛大学農学部大学院の鶴見助教授の指導で行う予定です。
朝9時頃の集合状況 |
開会行事開始前 |
9時30分開会行事開始 |
くらぶ森代表挨拶 |
今日の作業予定を聞く参加者 |
竹の伐採作業 |
炭焼竹の枝払い作業 |
竹を75pの長さに造材 |
軽トラックで運搬 |
造材された炭焼用竹材 |
炭焼用に竹を割る作業 |
竹割りも上達しました |
昼食を準備する女性参加者 |
昼食用のおにぎり作り |
昼食用に猪鍋を準備 |
準備されたおにぎり |
猪鍋を賞味する参加者 |
昼食のひととき |
猪鍋は美味でした |
現行のドラム缶炭釜の除去作業 |
加茂地区公民館北側から転設 |
真っ黒になったドラム缶炭釜 |
ドラム缶炭釜を軽四で運搬 |
新しい移設場所へ到着 |
ドラム缶釜の内部 |
10基のドラム缶炭釜 |
森代表が設置方法を指示 |
設置場所の掘り方作業 |
木の株の掘り起こし作業 |
ドラム缶炭釜を設置 |
上広場に6基・下に4基 |
休息のひととき |
設置されたドラム缶釜 |
ドラム缶炭釜の内部 |
釜に竹を入れる |
釜の前にたき口を設置 |
ドラム缶炭釜の設置状況 |
ドラム缶炭釜の火入れ方法説明 |