石鎚水源の森くらぶ・アサヒビール(株)共催
新居浜・西条・周桑地区合同
水源の森づくり第39回作業体験
【開催日時】
平成16年6月12日(土)午前9時30分〜午後2時30分
【参加人員】
石鎚水源の森くらぶ会員63名・アサヒビール募集ボランティア参加者35名・森林作業指導員6名・(森林インストラクター篠原誓治氏を含め3名・新居森林組合長1名・ 東予流域林業活性化センター2名) 計104名
【集合場所】
加茂川水源の森1(西条市千町字渡瀬2号8番地)
【作業体験場所】
加茂川水源の森1:オープニングセレモニーと記念植樹
加茂川水源の森2:複層林下層広葉樹草刈作業
加茂地区公民館:森林インストラクターによる森林教育ゲーム
【活動内容】
今回の石鎚水源の森づくりボランティアは、アサヒビール(株)四国工場と共同開催をすることにしていたので、平成16年2月13日から打ち合わせを3回くらい行い、今回実施の運びとなりました。
入梅の中での水源の森づくりボランティアの活動ということで、小雨の中の作業になると覚悟をしていました。しかし、実施5日前から台風4号の襲来が報道され始め、3日前の台風情報ではボランティア活動当日四国を通過するとの予報でしたが、台風はスピードを速めて6月11日に通過したので、当日は曇り空で絶好のボランティア日和に恵まれました。
予定していた参加者が集合したので、アサヒビール(株)柴田副課長の司会で午前9時30分からオープニングセレモニーを開会しました。
開会の挨拶を石鎚水源の森くらぶの森順代表とアサヒビール(株)四国工場三澤博之副工場長がして、両者が共同開催にいたった経過を報告し、水源の森づくりが大切であることを述べました。
続いて指導者を代表して、森林インストラクターの篠原誓治氏と新居森林組合長の伊藤浩氏が挨拶をした後、東予流域林業活性化センター事務局長の上野清七氏が、石鎚水源の森づくりボランティアを始めた経過と水源の森づくりの理念を述べた後、今回の作業の予定を説明しました。
挨拶が終わり、両者の代表がアサヒビールの持参したヒノキ苗10本の記念植樹をしてその後記念写真を撮影してから、国道沿いに10分ほど歩いて移動し、加茂水源の森2の複層林内に植えてある山桜とケヤキの植樹地の草刈り作業を午前11時45分まで行いました。
草刈作業現場から更に10分位歩いて移動し、加茂公民館で主催者が準備した弁当で昼食を取りましたが、作業の後の食事は美味でした。
午後12時40分から森林インストラクターの指導によって、木の葉を引くクジ引きで5班に分けて、木の葉当て競争・木の実とばし等の競技を2時間位して、午後2時30分に総ての行事が終了しました。
アサヒビール(株)四国工場は、年間10万トンの加茂川の水を使用してビールを製造しているということですが、今回ボランティアをした加茂川水源の森2にある「大谷川」の流域は18haで、水源の森づくりが完了している森林は13haになっているので、雨水を森林の地下に保水する能力が年間12万1千トンになっています。これはアサヒビールが年間使用する用水とほぼ同量です。
今回の石鎚水源の森づくりボランティアは有意義な作業になりました。帰りには、アサヒビール(株)がお土産として同社製品の生ビール「スーパードライ」6缶を参加者全員に下さいました。
防虫器の着火作業の実施 |
アサヒビール参加者はバスで送迎 |
オープニングセレモニーを待つ参加者 |
取材に来たテレビと新聞記者 |
開会挨拶する森くらぶ代表 |
三澤副工場長挨拶 |
篠原指導員と伊藤組合長 |
篠原森林インストラクターの講話 |
事務局長水源の森づくりの理念を説明 |
桧苗を記念植樹 |
記念植樹の看板 |
加茂川水源の森2へ移動 |
加茂川水源の森2へ到着 |
草刈り作業開始 |
草刈り作業をする参加者 |
アサヒビール募集参加者の草刈り |
くらぶ会員の草刈りはプロ級 |
3ヶ所に分かれての草刈り作業 |
汗をふく休憩の一時 |
午後は森林インストラクター指導のゲーム |
木の葉で5班に班分け |
木の葉当てゲーム |
今回の石鎚水源の森づくりボランティアの参加者の皆さん |