宇摩地区第13回
水源の森づくり作業体験
【開催日時】
平成16年8月21日(土)午前9時30分〜午後1時30分
【開催場所】
下猿田水源の森(四国中央市富郷町寒川山乙814)
【参加人員】
ボランティア参加登録者34名、森林作業指導員4名(西条地方局四国中央林業課 寺岡林業改良指導員・林業活性化センター3名)計37名
【作業体験内容】
複層林の草刈り作業(山桜、ケヤキ、クヌギ、ヒノキ植樹地)30アール
間伐木の枝払い・皮削り作業(スギ植林地) 10アール
【ボランティア活動内容】
台風15号の影響により、8月17日から8月18日にかけて、四国中央市富郷町は590mmの集中豪雨により、隣接地の新居浜東部では死者4人がでる被害がありました。
そこで、事務局では8月19日にボランティアが実施できるかどうか、作業の準備もかねて下猿田水源の森へ行ってみました。
あいにく道路は通行止めになっていましたが、見張りをしていた方にお聞きしますと、上猿田集落までは通行可能とのことでした。
自動車で現地まで行ってみましたが、小谷等に土砂がつまって水は県道を流れていましたが、大きな被害がありませんでしたので、8月21日には予定通りボランティア作業を実施することにしました。
ボランティア当日は、平坦部では台風15号の通過跡で朝から30度を越える猛暑でしたが、作業場所の下猿田水源の森は、標高が560mあるので気温が24度という心持ちのよい中で、午前9時30分から開会行事を始めました。
上野事務局長が挨拶で、「今日のボランティアは愛媛の森林基金の緑の募金交付事業で実施しますが、今回のボランティア参加者は34名ですので、森林作業指導員の指導で間伐作業の技術取得に努めて下さい。」と述べました。
続いて石鎚水源の森くらぶ宇摩支部の森下支部長の開会の挨拶があったのち、ボランティア場所の提供をして下さっている四国中央林業研究グループ連絡協議会長の苅田厳之氏の挨拶があったのち、午前9時45分から複層林の草刈りから作業をはじめました。
30アールの草刈り作業は40分程で終わり、休息のあと、午前10時30分から間伐木の枝払いと皮削り作業をしました。
午後12時から昼食をして、午後は森林に対する思いを話り合って午後1時30分に現地解散をしました。
午前9時頃の受付状況 |
9時30分から開会行事 |
森下支部長挨拶 |
苅田林研会長挨拶 |
開会行事中の参加者 |
開会行事終了時 |
草刈りする森林へ移動 |
複層林の草刈り作業開始 |
草刈り作業をする参加者 |
松林の下層木の草刈り作業 |
草刈り跡の有用広葉樹 |
手前はケヤキ後方は山桜 |
間伐作業森林へ移動 |
伐採された間伐木 |
間伐木枝払い皮削り作業 |
今回は緑の募金交付事業で実施 |
皮削り作業をする参加者 |
枝払い皮削りをした間伐木 |
作業が終了して昼食 |
昼食後語り合う参加者 |