宇摩地区第14回新居浜・西条・周桑合同
水源の森づくり作業体験
【開催日時】
平成16年9月11日(土)午前9時30分〜午後1時
【開催場所】
宇摩地区21世紀の森(四国中央市寒川町)130アール
【参加人員】
ボランティア参加登録者59名・森林作業指導員6名(西条地方局四国中央林業課 斉藤浩史林業改良指導員1名・四国中央市農林水産課 佐藤淳司課長補佐・吉田憲司主事・2名・林業活性化センター3名)計65名
【集合場所】
寒川小学校東駐車場(四国中央市寒川町)
【ボランティア活動内容】
9月7日に台風18号が通過した跡のボランティアになりましたが、宇摩地区21世紀の森も植樹してある広葉樹が強風で一部倒伏しているものもありました。
当日は、久しぶりの晴天に恵まれましたが、集合場所の寒川小学校で開会行事をはじめる前の午前9時20分の気温は29度になっていました。
午前9時30分がきましたので、事務局の司会で開会行事をはじめました。
まず、石鎚水源の森くらぶの森代表が挨拶で「今年は森林を維持するために私共に負担を求める年になりそうです。愛媛県は県民税を納付している県民・企業が森林環境税を平成17年度から徴収することにしておりますし、国の環境省も地球温暖化対策税の創設を提言して、ガソリン1リットル当たり2円の税の徴収をしようとしております。地球環境の保全につくしてる私共としては、地球環境を守ることはよいことですが、新たな税負担を求められると複雑な気持ちです。」と述べました。
次に、西条地方局四国中央林業課の斉藤浩史林業改良指導員が挨拶の中で「今日は暑い中での草刈り作業になりますが、草刈りをする場合カマの長さの2倍以上間隔をおいて作業をしてください。」と安全な森林作業の指導をしてくださいました。
9時40分には開会行事を終わり、寒川小学校駐車場から10分程徒歩で移動をして、当日の作業場所の「宇摩地区21世紀の森」へ到着したのち、作業現場に置いてあった草刈りガマやヘルメットを着用して9時55分から広葉樹の草刈り作業をはじめました。
今回の草刈りは、今年6月5日に草刈り作業をしたあとの2回目の草刈り作業で、カヤ等の雑草木が1m余り伸びておりましたので刈り取りをしました。
11時頃に「宇摩地区21世紀の森」の隣接地の森林が石鎚水源の森くらぶの会員の武村律子さんの所有林で、今年8月にこの森林の中に山小屋を建てたので、今後のボランティア活動の中で活用できたらしてほしいとのことでしたので、上野事務局長が武村さんの案内で下見に行きました。
立派な山小屋で、今後この山小屋の周辺整備についても武村さんと話し合って検討したいと思いました。
草刈り作業は12時迄で終わり、昼食跡で森林整備について語り合い、午後1時頃に現地解散をしました。
今日もケガ等の事故がなくて大変うれしく思いました。
猛暑の中の草刈り作業大変ご苦労さまでした。
寒川小学校で受付 |
防虫器の着火作業 |
朝9時10分頃の集合状況 |
9時30分から開会行事 |
森代表の挨拶 |
斉藤林業改良指導員挨拶 |
作業現場へ出発 |
松山自動車道トンネル付近 |
宇摩地区21世紀の森へ到着 |
草刈り作業に入山する参加者 |
市街地に隣接した作業森林 |
草刈り作業をする参加者 |
草刈り面積は130アール |
大きく成長した植樹木 |
草の中の成長の遅い植樹木を探す |
2回刈でも雑草は120p位に生長 |
草刈機を持参しての作業 |
休息のひとときの参加者 |
植樹して3年目の広葉樹 |
草刈跡の広葉樹はうれしそう |
武村会員が森の東に山小屋 |
山小屋は「くすのきハウス」と命名 |
武村会員の山小屋の利用も検討 |
作業を終えて下山する参加者 |
現地に設置された仮説トイレ |
楽しい昼食タイムのひととき |
作業後の弁当は美味 |
作業後の語り合いも楽しみの一つ |