石鎚水源の森づくり
森林体験第74回ボランティア作業
【開催日時】
平成17年5月21日(土)午前9時30分〜午後1時35分
【参加人員】
3支部ボランティア参加登録者62名・森林作業指導員7名(愛媛森林管理署西条森林事務所大石主席森林官・同石鎚森林事務所加藤森林官・西条地方局森林林業課久保普及改良指導員・新居森林組合伊藤組合長・同永井参事・東予流域林業活性化センター上野事務局長・戸田事務員)・新居浜市企画部エコ推進課篠原担当職員 計70名
【集合場所】
西条市立加茂公民館駐車場(西条市荒川2号185−1)
【作業体験場所】
加茂川水源の森2(西条市荒川字大谷乙135−1外)
【作業体験の内容】
複層林の草刈作業 170アール
【活動内容】
当日は、朝からよい天候に恵まれた中で、朝9時30分から、森林体験の開会行事を上野事務局長の司会で始めました。
最初に当日の森林作業の指導者の紹介があり、そのあと、当日の作業の予定と班分けと安全な草刈作業の方法の説明があり、開会行事終了の後徒歩で10分くらい移動をして、加茂川水源の森2の草刈作業を午前9時50分頃から始めました。
そして今日は参加者で四国中央市の妻鳥和教さんが、自費出版した「予土の峠をゆく」という単行本を無料で配布してくださいました。
妻鳥さんの単行本は今回で3回目の出版で、予土の峠を結ぶ道が詳しく書かれており、皆さん山に興味のある方ばかりなので、喜んで持ち帰っていました。
四国中央市の参加者18名は、愛媛森林管理署主席森林官大石さんと、森林官の加藤さんの指導で、新居浜市の参加者19名は、愛媛県西条地方局森林林業課・普及指導員の久保さんの指導で、西条市、松山市、今治市の参加者26名は、新居森林組合組合長の伊藤さんと、参事の永井さんの指導で、それぞれ草刈作業をしました。
草刈りの開始場所が、各班の間隔が100m位づつ離れていたため効率の良い草刈作業ができ、予定していた170アールの草刈作業が11時30分頃には全て終了しました。
作業を終えた班から徒歩で加茂公民館へ帰り、昼食をとりました。
この日の昼食は、朝から、一色寿子さん佐伯久美子さんら女性参加者の皆さんが準備してくれた「シシ鍋と、おにぎり」でした。味付け良くたいへんおいしかったです。
【石鎚水源の森くらぶ総会】
昼食後12時20分から、第7回石鎚水源の森くらぶ総会を、周桑支部の玉置支部長の開会のことばで始めました。
代表挨拶で、森代表は「今日皆さんに草刈作業をしていただいた加茂川水源の森2は、昨年の台風21号で被害を受けましたが、皆さんが、下層木の繁茂する水源の森づくりをしていたので、崩壊地の対岸森林と比較して被害が少なかったのは、皆さんのお力添えの賜物です。今後も水源の森づくりの輪を広げるために運動を続けましょう」と述べた後、森代表が議長に就任し、提出議案の協議を下記のとおり行い、いずれも原案どおり承認されました。
第1号議案:平成16年度石鎚水源の森づくり活動報告について
第2号議案:石鎚水源の森づくり規約の一部改正(案)について
第3号議案:平成17年度石鎚水源の森づくり活動計画(案)について
第4号議案:石鎚水源の森くらぶ理事選任(案)について
第5号議案:その他
第4号議案のくらぶ理事の選任で、新しく選任された理事によって下記の方々が代表副代表に互選されたことを報告して、総会は午後1時35分に終わりました。
代表(西条支部長兼務) 高橋啓一氏(西条市)
副代表(四国中央支部長兼務) 森下安雄氏(四国中央市)
副代表(新居浜支部長兼務) 森 順氏(新居浜市)
朝9時10分頃の集合状況 |
妻鳥さんの本を見て山の想いを語る |
開会行事前の受付状況 |
開会行事9時30分開始 |
指導員の愛媛森林管理署職員 |
西条地方局久保普及指導員 |
新居森林組合の伊藤組合長 |
新居森林組合の永井参事 |
草刈森林へ出発 |
四国中央支部の参加者 |
複層林内で草刈作業 |
崩壊地近くの森林の草刈り |
下層木は5m位に生長 |
カマの取り扱いも上達しました |
広葉樹内の草刈作業 |
きれいになった草刈跡地 |
作業を終わって下山する参加者 |
朝から昼食の準備をする参加者 |
昼食中の皆さん |
代表挨拶をする森順氏 |
長く副代表をされた玉置氏 |
くらぶ総会の開催状況 |
代表互選の正副支部長会 |
新代表に就任した高橋啓一氏 |
総会出席者の表情 |
閉会挨拶をする森下副代表 |
参加者の皆さん |