石鎚水源の森づくり
森林体験第77回ボランティア作業
【開催日時】
平成17年9月3日(土)午前9時30分〜午後1時10分
【参加人員】
ボランティア参加登録者32名・森林作業指導員(愛媛県西条地方局森林林業課中川林業普及指導員・西条市農林水産課手島林政係長・西条市丹原総合支所飯尾農林係長・西条市小松総合支所越智農林係長・伊藤久良森林作業指導員・東予流域林業活性化センター事務局2名)7名 計39名
【作業体験場所】
小松町水源の森(西条市小松町新屋敷乙59−1)
【作業体験内容】
広葉樹の草刈作業(山桜・ケヤキ・カシの植樹地)10アール
災害に強い人工林づくりの実習作業
【ボランティア活動内容】
残暑厳しい中にも、そよ風が吹く絶好のボランティア日和となりました。午前9時30分から開会行事を上野事務局長の司会で行いました。
開会の挨拶で石鎚水源の森くらぶの高橋啓一代表が、森林作業を安全に実施するための安全防具について、代表自身が防具を着用して話をされました。
続いて、西条地方局森林林業課の中川林業普及指導員が、安全な森林作業の仕方についての指導の話をされました。
その後、西条市農林水産課の手島林政係長が、ボランティア森林を提供していただいている立場で、お礼の挨拶を述べました。
挨拶の後、上野事務局長が参加者に配布している資料を使って当日の作業(広葉樹の草刈が終了した後、放置人工林を災害に強い人工林に転換する作業の仕方)を説明しました。
午前9時50分から広葉樹の草刈作業を全員で行い、午前10時40分から隣接地の30年生位の放置人工林で、伊藤久良森林作業指導員の指導のもと災害に強い人工林づくりを行いました。最初に本数の40%くらいを地上高50cm位のところで間伐をし、間伐した間伐木の枝払い作業をした後、4m位に玉切りをして残存木の上側に等高線状に並べて簡易土留工づくりをする作業をしました。
午後12時には予定していた作業が終わり昼食をとりながら、東予流域の木材を使用することが貯水能力の高い水源の森づくりと地球温暖化防止のための二酸化炭素の固化につながることを語り合って午後1時10分に現地解散をしました。
暑い中でのボランティア作業ご苦労さまでした。
開会行事前の受付状況 |
防虫器着火作業 |
開会行事はじまる |
ボランティア参加者の皆さん |
高橋代表の開会挨拶 |
中川林業普及指導員安全作業説明 |
西条市手島林政係長挨拶 |
草刈作業開始 |
山桜複層林内草刈作業 |
草刈りをする石鎚水源の森くらぶ会員 |
草刈り完了した林内 |
10時30分頃間伐作業 |
間伐木の枝払い作業 |
間伐木を等高線状に並べる |
杭にする間伐木を採取 |
杭の長さに切断 |
作業が終わって休息する参加者 |
楽しいお弁当の時間です |