石鎚水源の森づくり
第94回ボランティア作業
【開催日時】
平成18年9月30日(土)午前9時30分〜午後1時迄
【参加人員】
石鎚水源の森くらぶ西条支部35名・森林作業指導員10名(愛媛県西条地方局森林林業課 渡部主席普及指導員・久保主任・中川主任・檜垣主任・西条市小松総合支所農林水産課 越智光彦課長・越智俊二農林水産係長・周桑森林組合 玉置係長・松本職員 東予流域林業活性化センター・上野事務局長・戸田事務員)計45名
【作業体験場所】
西条市「小松町水源の森」(西条市小松町新屋敷乙59−1)
【作業体験内容】
広葉樹林20アール・復層林30アールの草刈・桧人工林の間伐10アール
【活動内容】
絶好のボランティア日和に恵まれた中で、参加予定者45名が集合したので、午前9時30分から開会行事を上野事務局長の司会で開会しました。
開会の挨拶で上野事務局長は「今日作業をしていただきます小松町水源の森は、西条市所有の人工林で、東予流域の中でも枝が小さく立派な桧材が生産できる森林ですので、皆さんが住宅を新築される場合は、小松町の桧を使用されたらよいと思います。今日は広葉樹の草刈と桧の間伐をしていただきますので、足元に気をつけられて怪我のないように作業をしてください。」と述べました。
続いて、指導員を代表して、渡部主席普及指導員が「よい天候の中でのボランティア作業ですが、今日は特に間伐木の伐採は、周囲に気をつけて作業をしてください。」と述べました。
続いて久保林業普及指導員が、草刈作業の中での大鎌の使用方法の説明をしました。
午前9時40分に開会行事が終わり、参加者全員で集合写真を写して、広葉樹の草刈作業からはじめました。
9月末日になりましたので、雑草木も堅くて一度では刈り払うことができませんでしたが、10時45分頃には予定していた40アールの草刈を終わりました。
続いて、午前11時から、桧30年生位の切り捨て間伐作業をしました。
間伐は南側と北側の人工林に分かれて鋸で間伐をして枝払いをし、間伐木は残存木の上部に横に並べて簡易土留工づくりをしました。
大雨が降って上部の森林が崩壊しても、崩土を森林内で止めることができる災害に強い人工林づくりの作業体験をしました。
参加者は草刈作業より間伐木の伐採作業の方が楽しいようでした。
12時15分がきましたので、作業を終えて昼食をして13時に現地解散をしました。
当日は怪我する参加者もなく、楽しい作業体験でした。
朝の参加者受付状況 |
9時30分開会行事開会 |
渡部主席改良指導員挨拶 |
久保林業普及指導員の指導 |
9時40分草刈から作業開始 |
6年生になったヤマザクラ |
草刈の跡の広葉樹人工林 |
複層林内ケヤキの草刈作業 |
林道沿いの草刈作業 |
11時から間伐作業 |
間伐木の掛り木の処理作業 |
間伐木を枝払いし土留工に利用 |
間伐木の枝払い作業 |
残存木上部で土留工づくり |
簡易土留工づくりをした林内 |
明るくなった間伐跡地 |
作業が終わって作業用具返却 |
昼食をして13時解散 |
参加者の集合写真 |