旧石鎚村(槌ノ川集落)

2008年01月15日 03時21分01秒 | ふるさと情報(石鎚地区)
1月5日

古坊集落から横峰寺山門まで戻ってきて、再び星ヶ森の峠までやってきた。

朝のうちは綺麗に見えていた石鎚山だったが、てっぺんに雲がかかってきている。

天気は下り坂かな。




郷のお堂まで戻ってきた。

このあと、以前天ヶ峠から下って行ったことのある槌ノ川集落跡へ行ってみることにした。

地図を見ると、このお堂のところから槌ノ川集落跡へ続く道がある。

ということは、朝ちょっとだけ歩いたあの学校跡に続いている道を行けばいいのか。

ということで、お堂から続いている道を下りはじめる。




学校跡を過ぎてしばらく行くとお地蔵さんがあった。

旧石鎚村には要所要所にこういったお地蔵さんがある。

と・・よく見ると道が3つの方向に分かれているではないか・・。

う~ん、これはどうしよう。

結局、いちばん綺麗な道を行ってみることにした。




なんと、それは鉄塔へ続く道だった。

見晴らしは良く、目の前に瓶ヶ森が見えてとてもよかったのだが、そこで行き止まり。

もと来た道を引き返せばよかったのだが・・。

まあ、なんとかなるだろうと、山中の道なき道を勘だけをだよりに進んでみた。

しばらく悪戦苦闘しながら進むと・・

やっと道に出た。(内心ほっとした・・^^;)




その道をどんどん進むと、六地蔵さんを発見!




お地蔵さんに挨拶をしてどんどん道を下る。

通る人も少ないのだろう・・ところどころ道がいたんでわかりにくいところもあるが・・。

しばらく行くと、見覚えのあるところに出てきた。




槌ノ川集落跡に到着したようだ。

しかし、草木がぼうぼうで進むのも一苦労。

このあたりは、大正時代、駐在所、村役場、信用組合があったところらしい。

昔はずいぶんにぎやかなところだったようだ。




集落内を進むと石碑があった。

なんて書いてあるのだろう・・よくわからない。




なんと、石垣から木が生えている。




槌ノ川の集落の中を下る。

緑のこけが生えた石垣が、年月の長さをものがたっている。




槌ノ川集落は、昭和20年代は7世帯36人が住んでいたらしいが、昭和50年に廃村になっている。

もう33年もたつのか・・。




集落をあとに、虎杖に向かって進む。




クヌギの落ち葉の中を進む。あと少しだ。




虎杖の農協跡に到着。

朝、出発してから6時間がたっていた。

槌ノ川集落へ戻る。