まだまだ続く2月12日
大平集落からのゆるやかな登りの林道をしばらく歩く。
林道といっても車が通った形跡はまったくない。
10分ほどで林道折掛石鎚線と合流した。
その後は、ひたすら林道を歩く・・。
天気もいいし、寒くもなく暑くもなく景色も最高だし、とっても快適。

うしろを振り返れば雪山が見えた。これは二の森あたりが見えているのかな?

25分ほど歩くと道上に廃屋が見えた。成籔集落跡に到着したみたい。

道下に降りてみた。家は取り壊されてしまっているが、集落跡と思われる石垣が至るところに築かれ、石段も下にずっと続いていた。

こんなものもあった。上に朽ちた木が残っている。石積の上に木製の灯籠があったのかな?

山中に石積みが続いている。このあたり一面、段々畑だったみたい。

成籔集落をあとに再び林道を歩く・・。
30分ほどで車を置いた場所に到着し、帰路につく・・。
途中、頭に木々が生えている大岩が川の真ん中にあった。めずらしい風景なのでパチリ。

河口まで戻ってきた。ここには旧道と思われる隧道がある。
今は廃道になっていて通る人もないみたい・・。
おもしろそうなので車を降りて歩いてみることにした。
この隧道を歩くとものすごく秘境の雰囲気・・。
昔はこのあたりの道もこんな感じだったんだ・・と歩きながら感激した。

隧道の内部はこんな感じ・・。完全な素堀りの隧道。なかなかいい感じ。

まだまだ旧道は続いていたが、ここで引き返すことにした。

あとで、色々調べているうちにこれは大正時代に造られた隧道で、少し先には旧の河口橋ものこっているらしい・・。
しまった、その橋を見て帰るんだった・・。
まあいいか・・次にここに行ったときは、もっと先まで行ってみよう。
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