山を歩く(その6) 平成17年3月19日 | |
基安鉱山跡を訪ねて |
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昭和47年に閉山となった基安鉱山。一度は訪ねてみたいとかねてから考えていたが、結局実現しないままでいたので思いきって行ってみることにした。ここへのルートは、旧寒風山トンネルから下る道が一番近くて早いが、当時の人がそうしていたように、川来須から登ってみることにした。 | |
朝6時30分に出発。千町入り口付近は現在仮道がつくられ復旧工事中。(左) 下津池付近からみた寒風山。(右) |
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新寒風山トンネル付近に車を止め徒歩で出発。奥に高知県境の山々が見える。(左) 途中、川来須の山の神さんがあった。(右) |
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桂谷を登る。台風の災害でところどころ土砂が流れ込んでいた。(左) 基安鉱山で使われていたと思われるトロッコの残骸があった。大水でこんなところまで流されていたのだ。(右) |
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小さな滝があった。心がなごむ風景だ。(左) 谷をどんどん上流へ登る。高知県境がどんどん近づいてくる。(右) |
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1時間半ほど歩いてこんどは山を登る。台風災害のため途中道がなくなっている箇所がたくさんあり予想以上に手こずった。(左) なんとか登りきり、基安集落に行く道に出ると道にうっすら雪が残っていた。(右) |
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しばらくすると石垣が見えてきた。基安集落に到着した。歩き始めて2時間20分がたっていた。(左) これは、銅の精錬所の跡だろうか?こういう釜が至るところに残っていた。(右) |
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集落から見上げると朝日に輝く伊予富士を望めた。(左) 集落の石段は、木が生い茂っていて進むのも一苦労する状態になっていた。(右) |
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突然、バックネットのようなものが・・。しばらくしてわかった。基安分校跡だった。(左) 校舎は取り壊され、ここに分校があった痕跡はみあたらない。(右) |
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鉱石を川来須まで運んだ索道の跡。付近には鉱山で使ったと見られる色々なものの残骸が積み上げてあった。(左) 近くには大きなズリ跡があった。閉山後30年以上過ぎているためか、鉱石にはコケが生えていた。(右) |
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集落には、かつてここで生活をしていたなごりがたくさん残っていた。(左) しばらく休憩後、坑口に向かって出発。途中旧194号線が見えた。現在は台風災害のため通行止めになっている。(右) |
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坑口へは比較的わかりやすい道がついていたが、伊予富士北斜面の急な坂を上るため結構疲れた。(左) 途中、寒風山がきれいに見えた。この方向から見る寒風山はまた違ったおもむきだった。(右) |
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基安集落がだいぶ低い位置に見えるところまで登った。大きなズリ跡がわかる。(左) 約30分で伊予富士の北斜面にある坑口に到着。入り口はかたくとざされていた。標高は1000mを越えている。(右) |
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坑口付近にある索道施設の跡。(左) 丹念に積み上げられた石垣。よくこんな急斜面につくったものだと感心した。(右) |
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坑口をあとに基安集落まで帰ってきた。南に伊予富士(写真)北に寒風山が望める。(左) 集落を跡に帰途につく。振り返ると高知県境の桑瀬峠が見えた。(右) |
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