2005年 (山を歩く・その15) 


登山口〜桑瀬峠〜寒風山〜桑瀬峠〜伊予富士〜登山口  平成17年11月19日
急に寒くなり、ネットで知り合ったかたから続々と霧氷のたよりが届いている。これは行ってみなければと朝暗いうちから家を出て寒風山トンネルの登山口に向かう。天気予報では晴れとのことだったが、途中雨もパラパラしてきた。トンネルの入り口に着いたらうっすらと雪も積もっていた。明るくなるのを待って登ってみることにした。
午前6時45分桑瀬峠に向かって登りはじめる。朝早いせいか誰の足跡もない。早朝の山歩きは気持ちがいいものだ。 あっ、足跡が・・。人間のものじゃない。どうやら先客がいたようだ。
桑瀬峠付近。この木、葉に氷がついている。霧氷も期待できるかも知れない。 7時35分、桑瀬峠に到着。朝早いせいかだれもいない。まわりはガスがかかり視界はほとんどなし。
さて、どうしようかとまよったが、まず寒風山に向かって歩いてみることにした。霧氷はどうかな。 しばらく登ると、霧氷が。これはすごい、これだけでも来たかいがあったというものだ。
きれいについている。これで青空だったら申し分ないのだが。まあ、それは次の楽しみにしておこう。 霧氷のトンネル。こういうところを一度歩いてみたかった。快適な登山道だ。
この木、雪の花が咲いているよう。本当にいいながめだなあ。 大きなつららもあった。相当冷え込んだにちがいない。
寒風山の山頂が近くなってきた。笹も凍り付いている。風も強くなってきた。とても寒い。 午前8時40分、寒風山山頂に到着。だれもいない。風が強くて、いてもたってもいられない。15分ほど休憩して引き返すことにした。
引き返していると、続々と人が登ってきた。「早いですね〜。」「いや〜それほどでも^^」午前9時30分、桑瀬峠に戻り、今度は伊予富士を目指して歩く。モミの木にも霧氷が・・。これは美しかった。 このルートから伊予富士へははじめてのコース。標識も凍りついている。たくさんの人の足跡がある。みなさんだいぶ登っているのかな。伊予富士までもうすぐだ。
これは、こってりついている。こんな霧氷を見たのははじめてだ。見るだけで寒そう。 伊予富士手前の急坂にさしかかった。霧氷を楽しみながらゆっくりゆっくりと登る。
10時45分、伊予富士山頂に到着した。山頂には数人のかたがいた。こちらも寒い。しばらくするとたくさんの人が登ってきた。 伊予富士をあとに帰路につく。この木にもたくさんついている。ボリューム満点だなあ。
桑瀬峠から登山口に向かって下る。ガスが晴れ、視界が良好になってきた。 寒風山トンネルまでもどってきた。愛媛県側が通れるようになるまでには、まだまだ年月がかかりそう。
帰りに止呂峡の紅葉を見に行った。紅葉は見頃のようだった。色つきもまずますかな。 こちらは、橋の上から撮影した止呂淵。明日の日曜日はたくさんの人がくるんだろうなあ。

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