2006年 (山を歩く・その4) 


再び又兵衛岳を目指して(炭の馬道)              平成18年3月25日
今年の2月にアイスバーンに阻まれ途中断念した炭の馬道を再び登ってみることにした。絶好の登山日和の日、再び又兵衛岳を目指して朝早く出発した。
午前5時55分。国道194号線の川来須付近の旧国道入口に車を止めて歩き始める。高知県境の山々に朝日があたりはじめていた。 約40分で藤之石の雨量計のところ。今回はここから登ってみることにした。
雑木林の中を15分ほど登ると炭の道に出ることができた。前回と違って今回は雪がない。 前回青空と霧氷で感動した場所。木々の向こうには西黒森と瓶ヶ森が見えた。
55分ほど登り、朝日のあたる又兵衛岳がよく見える場所に到着した。今回はここまで行けるだろうか。 同じ場所から周桑平野もきれいに見えた。時間は午前7時45分。まだまだ朝は早い。
前回アイスバーンのため、リタイヤした場所に到着。今回は3月末ということで雪がない。余裕で通過。 天ヶ峠付近。やはり雪が残っていた。雪というよりカチカチの氷だった。つららも下がっていた。
午前8時35分天ヶ峠に到着。国道から登りはじめて2時間45分がたっていた。 峠から丸山荘方面に向かって道が続いていたが、今回は尾根沿いに進み又兵衛岳を目指す。木々をかき分け進む。
尾根の北側には笹ヶ峰への林道がはるか下に見下ろすことができた。右端には笹ヶ峰登山口の駐車場が見える。 南側を見ると山の向こうに石鎚山(1982m)が頭を出していた。まだまだ雪は深そうだ。
こちらは西黒森(1861m)と瓶ヶ森(1896m)。両峰が眼前に迫る。雄大な風景だ。 木々をかき分け、登ってはおり、登ってはおりの連続。結構つかれる。
突然、絶壁が・・。向こうに見えるあの峰の向こうが又兵衛岳かな。う〜む。これを下りるのは難しい・・。今回はここまでとするか・・。 引き返す途中伊予富士(1756m)も見えた。
こちらは東黒森(1735m)。瓶ヶ森林道が再会したらまた登ってみたいものだ。 伊予富士〜東黒森〜自念子の頭〜西黒森の稜線。高知県境の山々。
こちらは、西黒森〜瓶ヶ森そして石鎚山。 笹ヶ峰方面を見ると丸山と丸山荘が見えた。
北側には黒森山(1678m)と沓掛山(1691m)。はるか下には笹ヶ峰林道と登山口付近を確認することができた。 笹ヶ峰(1859m)もきれいに見た。まだ雪が少し残っている。春山の季節までもう少しだ。
午前10時に天ヶ峠までもどってきた。今日はここまで・・引き返すことにした。 炭の道の石垣は、緑の苔でおおわれていた。この道が使われなくなって長い年月がたっている。
国道194号線と下津池・風透の棚田。 約50分で旧国道194号線に下りてきた。目の前には扇山(1392m)がそびえている。
国道までおりて、今日のルートを確認する。やはり撤退したところから見た峰の向こうに又兵衛岳があったようだった。 中之池小学校跡地にあるしだれざくら。まだまだつぼみ。今年も咲いた桜を見たいものだ。
伊予富士(1756m)と東黒森(1735m)。中之池付近から撮影。 帰りに止呂橋を渡ってみた。橋の上から止呂淵を撮影。
橋の上から寒風山(1763m)を撮影。右の方に伊予富士が少し見えた。 下津池・風透の棚田の全景。右上の山は荒川の高森(1192m)。

山歩きのページへ戻る。