2007年(山を歩く・その7) 


ガスの中の櫛ヶ峰へ登る

(林道加茂角野線
〜櫛ヶ峰山頂〜林道登山口)
 

                                                            平成19年2月18日
千町集落の上にそびえる櫛ヶ峰。荒川は経ヶ嶺、千町は櫛ヶ峰とそれぞれの集落の象徴のような山になっている。今年になって、経ヶ嶺、扇山と登った。そうくれば次は櫛ヶ峰。ということでずっとチャンスをうかがっていた。すぐ近くまで林道ができ、たいへん登りやすくなったこの山に悪天候を承知で登ってみることにした。朝一番のPTAのリサイクル活動終了後の出発だったが、十分昼までに下山することができた。
【当日のコース

   林道加茂角野線登山口(9:54)→尾根合流点(10:36)→経ヶ嶺山頂(10:45〜11:00)→登山口(11:22)
朝9時過ぎに自宅を出発。吉居林道から林道加茂角野線に入るとガスがでてきてだんだんと見通しが悪くなってきた。 千町・藤之石集落の上あたりからガスが晴れたが、櫛ヶ峰山頂を見上げるとガスでなんにもみえなかった。
同じところから西側を見ると、高縄山系の山々が見えてきた。天気は回復に向かっているようだ。 こちらは周桑平野。薄日もさしてきたが、こちらは相変わらず分厚い雲に覆われている。
さらに林道を進み、カーブミラーのある峠を過ぎたところが櫛ヶ峰の登山口となっている。 登山口といっても、特に道があるわけでもなく、植林木の中を尾根筋をめざして登ることになる。
尾根筋をひたすら山頂に向かって登る。黄色と赤のテープは、山林の境界を示したもの。 なんともいえない神秘的な風景。この感じ、こういう風景、結構気に入っていたりする。
ずっと急坂が続き息を整えながら登る。左は植林木、右は雑木林。右下は結構急斜面のようだ。 なかなかいい雰囲気のモミ。こういう風景を見ながら登るのも、なかなかいいものだ。
稜線までやってきた。これから方向転換して櫛ヶ峰の山頂に向かって歩くことになる。 ゆるやかな登りになっているが、快適でとっても歩きやすい道。
木の切り株にキノコが生えている。それがどうした・・と思う方もいらっしゃるでしょうが・・結構こんなんにも感動する。 自然林がとてもいい。そろそろ山頂が近い雰囲気になってきたのだが・・・。
櫛ヶ峰の山頂(1112m)についた。登りはじめて50分ほど、結構近かった。西側方面は見通しが利きそうだったが・・。 ご覧のように真っ白で何も見えなかった。どんな風景が見えるのだろう・・・色々想像してみた。
だれがつけたのか「櫛が峰」とある。この先へ行ってみたい気もするのだが・・また、天気のいい日にしよう。 15分ほど休憩したのち下山をはじめる。
植林木の中を滑るように降りる。実際、何回も滑ってしまった・・。 早くも林道が見えてきたぞ。
20分ちょっと・・あっというまに降りてきた。 車に乗りもと来た林道を下る。途中、下津池・風透の棚田がはるか下に見えた。
加茂角野線は、きれいに舗装が完了していた。これは快適。 経ヶ嶺方面を撮影。だいぶ見通しが良くなってきたが、山頂付近は相変わらず厚い雲に覆われている。
止呂峡付近まで戻ってきた。正面に下津池・風透の棚田が見える。 先ほど通った林道を見上げる。まだまだガスは晴れない。

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