1月13日
昨年の2月に一度訪れた旧石鎚村の黒川集落。
昨年は雪が積もっていて・・また来ようなんて思っているうちに1年がたってしまった。
県道沿いにある黒川集落への登り口
通行禁止、崩落箇所ありとある・・この道成就までは行けないのか・・。
登りはじめて25分ほどでお地蔵さんのところまでやってきた。
去年来たときと同じ、なぜかなつかしい。
お地蔵さんの近くにある石に刻まれた不動明王像。
事前に色々調べたら、この近くに学校跡があるはず。
付近を散策していると、道下に長い石垣があった。
後日、中村地区に住む曽我部正喜さんに聞いた話によると、昭和5年に石鎚小中学校ができるまでは各地に学校があり、黒川地区は道下に学校があったと・・。
なるほど、これが学校跡に違いない。
上から眺めてみても、校舎がたっていても不思議でない雰囲気。
しかし、学校があったという手がかりはない。
考えてみると昭和5年に廃校になっている。学校がなくなって80年近くたっているのだから無理もないか・・。
学校跡を過ぎてしばらく行くと、地すべり危険個所の標識があった。
すでに上黒川地区にきているようだ。
このあたりには廃屋が沢山残っている。
なつかしい五右衛門風呂。昔はほとんどすべての家がこういう風呂釜だった。
どの家も今にも崩れてしまいそう・・。
誰が書いたのか・・
お地蔵さんがたくさん並んでいる。
おそらく旅館跡であろう民家があった。今でも住めそうな雰囲気。
この集落には、約20軒の宿があったらしい。
よく見ると新しい梯子がかけられている。
家の住人が時々帰ってきているのだろうか?
梯子がかかっていた家を見てみる。
ほんと、これは住めるかもしれない。
そこから奥の方へ道が続いている。
この道をちょっと行ってみることにしよう。
続く・・・。
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