かまきり山に 雲がかかれば 雨になる |
釜切山 千町地区の北西に位置する標高608mの山です。 昔、釜を背負った村人がこのあたりにさしかかったとき、一刃のもとに 釜を切られたという昔語りが残っています。 深山ではありませんが、山の中のことですので人通りも少なく、 物資のすくない頃は「おいはぎ」の出る恐れもあったところ で、名人と山賊をかけた昔語りではないでしょうか。 昔、伝染病が流行したとき、亡くなった人の遺骨をこの地に 葬りました。その墓石は今でも残っています。 |
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きゃんぷで にぎわう 加茂の夏 |
キャンプ場 「水の都西条」の源は、母なる川の加茂川です。 昔は、海にいこいの場を求めていましたが、昨今は川に変わっています。 夏になると土・日曜日は、色とりどりのテントが群立します。 「川の中に人がはいっている」のではなくて、「人と人の間を 水が流れている」感じがします。 従って道路は、「車」「車」「車」、駐車禁止区域まで車の列です。 親子組、隣組、グループ、愛護班、自治会などさまざまです。 |
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くりの木に たくさんなった くりの実よ |
栗 特産品づくりは、いつの時代にも当時の有志の方々でご苦労をされ 世に出るものです。 昭和ひと桁時代に、栗を加茂の特産品にと、多く の方々で栗林を試みた時期がありました。 勾配がきついため労働が厳しく、また、その頃は「クリタマバチ」 の改良も不十分と言った悪条件が重なり、栗を加茂の特産品と することは出来ませんでしたが、自家用の栗はどこの家にも 植えられています。 |
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けさもまた たけのこにょっこり 顔を出す |
荒川のたけのこ 「荒川のたけのこ」といえば、市場でも優良品にランクされています。 たけのこを掘って1時間以内にゆでると、刺身になります。 「白い」 「やわらかい」 「おいしい」 三拍子そろった、丸っぽく、ふくよかなたけのこは、荒川の特産物です。 地味に適しているせいか、大きいたけのこが、朝になると「にょっこり」生えています。 松山方面に共同出荷をして、缶詰に加工されています。 |
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こどもらが 作って遊ぶ こまやお手玉 |
昔の遊び 昭和54年、心を豊かにする公民館活動で、生活文化をとりあげ、 昔の遊具づくりを実施しました。 カルタづくりもこの事業の一貫です。 この日は、お年寄りから男の子は「こま(ぶちごま)」、 女の子は「お手玉」をおそわり、作って遊びました。 ふちごまは、桜の木4〜5pのものを石垣の穴にさしこみ、 円錐状に削り、6〜7pで切りました。 みつまた、こうぞの皮を、木切れに結びつけ、このぶちで 叩いてこまをまわしました。 お手玉は、4×7pの布を4枚用意して縫い合わせ、中に 小豆、ハトムギ、エビスグサ等を入れつくりました。 |
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