加茂かるた

加茂かるたを制作する加茂小学校児童(昭和54年)

「加茂歌留多」は、昭和54年に当時の加茂小学校の 5、6年生が心をこめて制作した「かるた」を加茂地区公民館が 中心となり、それぞれに解説を加えて1冊の冊子にしたものです。
内容は、加茂の自然、産業、地名、伝説、行事などを網羅した もので、これを読めば「加茂地区」のすべてがよく わかります。
「かるた」の作成が35年以上前で、解説に現状と食い違う点がありますので、 修正したうえで、紹介したいと思います。
当時の加茂小学校の児童の力作をどうぞご覧ください。
その加茂小学校も、平成7年に閉校になってしまいました。

(参考文献)
  地域生活文化振興事業「加茂歌留多」
    発行 昭和63年3月31日
    編集 加茂地区公民館

 発行者 西条市教育委員会

 しがなおるよ すじ神さま
 つもやすまず 目のたいそう
 すぐもひめの 伝説のこる かざすきよ
 んそくは しも千町で はんごうすいさん
 たがいに 助け合います 協力はん
 まきり山に 雲がかかれば 雨になる
 ゃんぷで にぎわう 加茂の夏
 りの木に たくさんなった くりの実よ
 さもまた たけのこにょっこり 顔を出す
 どもらが 作って遊ぶ こまやお手玉
 くさくと しもばしらふみ 登校だ
 しまい たのしい 荒川まつり
 こっぷもって あせをながして ふよう土とり
 んじょうの 田んぼにみのる いねのなみ
 らに そびえる 石づち山
 かいぞ たかいぞ 寒風山
 いさい ちいさい かんあおい
 ぎつぎに さきほこる 野山の花
 んしょうの むかしをおもう かたなおどり
 ろぶちに うかぶもみじが きれいだな
 き虫や かん虫なおす 荒川やいと
 んじん大こん ずらりとならんだ 文化祭
 まのような どいのいけ
 っこがきれいな せいがん寺の くすの木
 いちご あまいよ 自然の味
 るの山 わらびやぜんまい いっぱいだ
 とりひとはち みごとにさいた きくの花
 くつの心で がんばる子
 びまむし 用心用心 山の道
 うさくを ねがって作る おたのもさん
 めまきの おにばらとりの ぼくたちだ
 んなでつくる 加茂かるた
 ぎわらざいく 作ってたのしい 馬やしか
 がつぶれても なおしてくれる おやっくさん
 みじが色づく 加茂の山
 まにかこまれた 加茂小
 きふれば スキーでにぎわう ささがみね
 じべえさん イボをなおす おつかさん
 んぷの山小屋 なつかしい
 んごの花さく 通学路
 ーぷのような 道を登ると 藤之石
 つをつくり はげまし合って 集団下校
 うそくを あげておいのり さしでじぞう
 かものも およしよりも みんなで加茂音頭

棚田の夕日(千町地区)
千町の棚田の夕日
谷川の清流(主谷)
加茂川の支流谷川の清流

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