はるの山 わらびやぜんまい いっぱいだ |
山菜 梅の花のほころびる頃になると、ふきのとうが見られます。 桜の花の頃になると、わらび、ぜんまい、いたどり、タラ芽、 うど、などなど春の山は山菜が時の流れとともに芽を出し、 成長してゆきます。 山林が煩雑に伐採されていた頃は、山菜が沢山採れました。 いたどりが出はじめると、筋神さんまいりが来て、 どの方もどの方もいたどりを持って帰っておりました。 春は山菜採りで忙しい季節です。 |
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ひとりひとはち みごとにさいた きくの花 |
一人一鉢 加茂地区総合文化祭に校舎の前にずらりと並べられていた一人一鉢の菊の花。 色とりどり。丈もいろいろ。三輪仕立てから五輪仕立てといろいろ。 出来ばえも色々です。 腐葉土取りから始めた土づくり。 水やり 消毒 施肥 芽かぎ 支柱立て 植えてからこの日まで丹精こめた菊でした。 小学校が廃校になった今では、菊の花は見ることができません。 |
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ふくつの 心で がんばる子 |
不屈の心 背の低い門柱に『加茂地区公民館』の掲っている門を入ると、 『不屈の心』と大きく刻まれた高い碑が目にとまります。 『不屈の心』は、かつての加茂小学校の校訓です。 子供達一人一人が生涯を通して頑張れる人間に成長することを願って つくられたものです。 明治10年、千町山村、愛敬学校、観音堂横、荒川山村、 有隣学校、姫宮、藤之石山村、嶽山学校、いずみ学校が開設されました。 依頼百数十年、加茂に生まれ加茂で育った多くの先輩の中に成功された 方が多く、『不屈の心』で頑張った結果です。 |
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へびまむし 用心用心 山の道 |
蛇 蛇は至る所にいます。 春、生ぬるい風、陽気が漂い始めると、石垣から『ゾロゾロ』這い出してきます。 まむしは、少し湿気のある所にいて、川原に近いところに丸くなってうずく まっています。 不用心に歩いていて踏もうものなら大変です。 救急車で病院へ駆けつけないと危険です。 |
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ほうさくを ねがって作る おたのもさん |
おたのもさん 8月1日を『たのも節句』といいます。 米の粉を練り、赤・黄・緑と色つけしてゆでます。 これで、「つまみたのもさん」という人がたを作ります。 その他に、動物、果物、野菜、器ものなどを作って たのもさんの飾り台の周囲に「つまみたのもさん」を、 中へ動物、果物、野菜などを並べます。 前日に作って、当日は隣近所のを見てまわり、翌日は こうらで焼いて食べます。 8月1日を八朔ともいって、徳川家にとって最も 記念すべき日でした。それは、天正18年8月1日 江戸城に入城した日でした。 |
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