長崎県西海市崎戸町  崎戸獅子舞実演 


愛知県名古屋市栄 オアシス21銀河の広場にて         平成17年9月4日
平成13年長崎県崎戸町在住のSさんからいただいたメールがすべての始まりだった。
「荒川の獅子舞の太鼓のリズムが崎戸の獅子舞とそっくりだ」突然のメールに正直おどろいた。
それから4年がたち今度は崎戸町出身で東京在住のワキさんから、「荒川の獅子舞の動画を見て、昔太鼓をたたいていたリズムが蘇った」というメール。

崎戸の獅子舞のルーツは四国にあるという。Sさんからメールをいただいてから「崎戸獅子舞」について興味を持ち、一度その実演を見てみたいという思いがつのっていったが、なかなか実現できないでいた。
ところが、今年の8月ワキさんから愛知県にて崎戸獅子舞の実演があるという連絡をいただいた。

思いがけず名古屋行きが実現した。獅子舞の「なぶりこ」をしている娘と一緒に名古屋に向けて出発した。

9月2日(金)西条を船で出発。翌日は終日大阪で過ごし(家族サービス)大阪泊。
9月4日(日)大阪から午前9時30分の新幹線で名古屋に向けて出発した。
10時23分に名古屋駅に到着。地下鉄に乗り換え栄駅に到着。
駅を出たところは、もうオアシス21の銀河の広場につながっていた。

そこでワキさんと崎戸町「さざんか会」会長のAさんにお会いした。

ワキさんは、昔中学生のときに崎戸で獅子舞をされていたそうで昔の崎戸の様子をお伺いすることができた。
さざんか会のAさんからは崎戸のお祭りのこと、獅子舞のことを色々と教えていただいた。
その後、りっちゃんさん、崎戸町友の会の山口さん、鉄さん、シェフさんなどたくさんの崎戸出身のかたとお会いすることができた。

                                         →崎戸獅子舞については、こちらをご覧下さい。

             →「荒川の獅子舞」と「崎戸獅子舞」を比べてみました。興味のあるかたはこちらへどうぞ。

午前11時前オアシス21の銀河の広場に到着した。地下鉄の栄駅からすぐの場所にあった。 舞台では長崎の龍踊りが舞われていた。こちらもなかなか迫力があった。
崎戸のコーナーを見つけた。これから獅子舞を演じる「さざんか会」の方に会った。記念写真をお願いすると、こころよくポーズをしてくれた。 午後1時いよいよ獅子舞が始まる。舞台上に整列した崎戸の「さざんか会」の皆さん。
衣装もメイクもバッチリ決まっている。どんな獅子舞を演じてくれるのか楽しみだ。 右端が代表のAさん。この演奏の前に忙しい中、色々とお話をしていただいた。
いよいよ獅子舞が始まった。テンポのいい太鼓の音と躍動感あふれる獅子の舞いに、たちまち観客はくぎ付けとなった。 青年がたたく太鼓と舞いは本当に力強く迫力があった。
2曲目に入る。獅子の舞い方が変わってきた。これは昭和40年代にアレンジしたもので獅子舞実演の新曲ということだった。 後ろ足の使い手が前足の使い手を肩車して紙吹雪をまくシーン。場内からは驚きの声と大きな拍手がおこった。
続いて獅子が舞台を降りた。赤、緑2頭ずつ。4頭の獅子が広い会場を廻り始めた。 会場には、全国から崎戸町出身の方がたくさん見に来ていて、大きな拍手を送っていた。みんな故郷の獅子舞がなつかしそう。
会場内を廻った獅子が舞台に戻ってきた。 ふたたび舞台上での演奏が始まる。本当に力強い舞いだ。
なつかしい獅子舞を目の前にみて涙ぐむ人も・・・。まさに郷愁獅子舞だ。 演奏が終了した。そのとき場内からアンコールのかけ声が・・。
アンコールにこたえて再度の演奏。 動きの激しい舞い。見る方もからだが動きだしそうだ。
崎戸では、朝から晩まで獅子を舞いながら1軒ずつ家を廻るらしい。 迫力ある演奏が終了した。本当にお疲れさま。
さざんか会会長のAさん(中央)とワキさん(右)と記念撮影。 崎戸の獅子頭。赤がもう1頭、他に緑が2頭ある。
大太鼓と締太鼓。移動しやすいように車がついている。 オアシス21の銀河の広場の会場
演奏が終わってから、さざんか会の皆さんとお会いして色々とお話をお伺いすることができた。
獅子頭、大太鼓、締太鼓などをみせていただいた。
獅子頭は木製だった。あれだけの舞いをするということになると、相当な体力がいることが想像できた。
これから13時間かけて崎戸まで帰るという。本当に遠方からお疲れさまでした。
また、すばらしい舞いを見せていただき、ありがとうございました。


【獅子舞の映像をUPしました。】

 
右の画像をクリックすると始まります。

崎戸獅子舞(8分54秒) 


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