大保木(おおふき)地区の獅子舞 | ||||||
西条市大保木地区は、加茂地区と同じ西条市の山間部に位置します。 大保木村は、昭和31年、加茂村とともに西条市と合併しました。 大保木地区にも古くから獅子舞が伝承されています。 |
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◎東宮神社の獅子舞極楽寺近くにある東宮神社にも獅子舞が伝承されています。 大保木のあばれ獅子は、明治の初期伊八郎さんという人が、島から習って 帰り、地区の若者に教えたのがはじまりと言われています。この島というのは、大三島ではないかと伝えられていますが、西条市内の禎瑞地区 という話もあります。 当時は、若者が多く、太鼓や、鐘に合わせて勇壮に舞う獅子を、
子役(なぶりこ)が打ち払う姿に、人々は感動したそうです。 荒川の獅子舞とは違い、獅子の中には複数の人間が入り、頭の使い手が途中交代しながら舞を舞います。 【東宮神社の獅子舞口上】 トオザーイ、トザイ
東宮神社の獅子舞(35秒)-(175K.mp3)
H12.1.6 |
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◎黒瀬の獅子舞黒瀬地区は、大保木一の米どころでしたが、 黒瀬ダムの湖底に沈んでしまい、現在はありません。 明治時代、禎瑞の加茂神社のお祭りには獅子舞が奉納されており、このような交流の背景で、黒瀬村に獅子舞が伝わったと思われます。 ダムができる前の黒瀬森岡神社の秋のお祭りは、毎年10月14日、15日
の両日に行われ、獅子舞が奉納されていました。 荒川の獅子舞は、明治34年、当時の村長酒井友吉氏らによって、黒瀬から伝授されました。
【黒瀬の獅子舞口上】 東西(とおざい)、東西(とおざい) |
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◎大元神社の獅子舞 現在の石鎚ふれあいの里付近にある大元神社にも獅子舞がありました。 大元神社の獅子舞は、明治時代に黒瀬から伝わりましたが、現在は行われなくなっています。 この獅子舞は、市内の西田地区に受け継がれ、現在も行われています。 |
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