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 加茂地区を代表する風景「千町の棚田」
加茂地区を代表する風景「千町の棚田」

ホームページ開設にあたって(平成9年11月21日開設)

加茂地区の中心部を流れる加茂川の清流愛媛県西条市加茂地区は、私のふるさとです。
昭和40年代からの急激な過疎化により、人口は最盛期の 30分の1の115人(令和2年4月末日現在)というとてもさみしい地区となってしまいました。唯一の小学校であった加茂小学校も、平成7年3月に閉校になり、地区から子どもたちの声が消えました。

しかし加茂地区には、
豊かな自然 があり、古くからの郷土芸能があり ます。
私たちは、祖先が遺してくれたこの伝統文化を継承していかなくては なりません。
そして、多くの人にこれらの文化を紹介し、また加茂を離れていった人にも ふるさとのよさを再発見してもらおうと思いこのホームページを開設しまし た。

このページでは、獅子舞を中心にふるさと加茂のすばらしさをあらゆる視点から紹介していきたいと考えています。 よろしくお願いします。

愛媛県西条市の紹介

西日本最高峰の石鎚山(加茂地区菖蒲峠から写す。)私の住む愛媛県西条市は、日本七霊山のひとつに数えられている 西日本最高峰の石鎚山(標高1,982m) を背にして発達した 人口約108,600人(令和2年4月末日現在)の田園工業都市です。

江戸時代は、松平氏3万石の城下町として栄え、明治に入り 西条町となり、昭和16年4月に周辺の1町3村と合併して西条市と なりました。
昭和31年9月には、山間部の加茂村、大保木村、 大生院村の一部と合併し、市域を拡大しました。

平成16年11月1日に、西条市、東予市、丹原町、小松町が合併して新「西条市」が誕生し現在に至っています。
石鎚連峰を源とする加茂川により育まれた地下水は 「うちぬき」と呼ばれ、 市内各所で自噴水となり私たちの生活を潤してくれています。

「うちぬき」は、全国の名水百選に選ばれ、全国きき水大会 で2年連続日本一のおいしい水にも選ばれました。
毎年10月には、120台余りの屋台が市内を練り歩く 西条祭りが 行われる
「緑と水と祭りのまち」 です。

加茂の獅子舞と私

獅子舞に見入る作者(左から2人目・昭和40年頃) 加茂地区で生まれ育った私にとって、お祭りといえば加茂の獅子舞祭り でした。
私が子供の頃は、お祭りが近づくと学校の近くにあった「青年くらぶ」から獅子舞の太鼓を練習する音が聞こえ、心がうきうきしたものでした。お祭りの当日には学校が休みになり、地域の子供たちは競ってお祭りの行列の道具持ちをかって出て、みんなで盛り上がりました。

ところが、昭和40年代からの過疎化・高齢化により子供の数はどんどん減っていき、一時期獅子舞の存続が危ぶまれた時期がありました。このままでは地域の獅子舞がなくなってしまうと危機感を持った加茂地区公民館が中心となり、後継者の育成を行い、私もその際に地域の古老から獅子舞を習いました。これが私が獅子舞の魅力にとりつかれる第一歩となりました。

年々盛んになっていく西条祭りに比べ、加茂地区の獅子舞は後継者不足に悩んでいるのが現状です。私が獅子舞を習ってからも、何度か存続の危機がありましたが、その都度乗り越えてきました。このすばらしい郷土芸能をなんとか次の世代に残すべく頑張っています。

※「加茂の荒獅子のホームページ」は、皆さまのおかげを持ちまして24年目に突入しています。

ほんの軽い気持ちで作り始めたホームページですが、 開設当初からは想像もしなかったほど 内容が膨らんできたのと、こんなに長い間続けることとなったことに自分でも驚いています。これからもマイペースで更新していきたいと思います。よろしくお願いします。

ホームページの歴史を、「ホームページ」 のあゆみにまとめてみました。

作者=荒獅子(昭和30年代生まれです)

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