荒川八幡神社について
荒川八幡神社八幡神社へ下る石段八幡神社の狛犬1八幡神社の狛犬2
下分(しもぶん)、東宮(とうぐう)、河ケ平上(こがなるかみ)、 河ケ平下(こがなるしも)の氏子で祀る八幡神社は、正長元年 (1428年)に建立されました。
昔の土佐街道(西条から高知へ至る道のこと) に通じる「李(すもも)〜荒川線」から 50m程下ったところにあり、鳥居をくぐって、80段の石段を降りると 社殿につきます。

ご祭神は、
応神天皇(おおじんてんのう)
菅原道真命(すがわらのみちざねのみこと)
雅彦霊命(まさひこれいのみこと)
の3神をお祀りしています。

昭和57年に、建立550周年を記念して拝殿を新築しました。また、翌昭和58年には神輿を新造しました。
八幡神社には「こまわり(当番制)」という風習が残っていて、 神社の掃除を年3回(年末、夏祭前、秋祭前)行い、 お燈明をあげ、お神酒を供え、七五三(しめなわ)飾りをするなどを 当番制で行っています。
こまわり板に当番の事績を書き入れ次々と廻していきます。 板いっぱいに書き込まれると、カンナで削ってまた使います。
八幡神社の秋の大祭は、10月17日に行われていました。
お祭りの日は、小学校は臨時休校となり、みんなこぞって祭りの行列に 参加しました。
その後、昭和49年から10月8日になり、時代の流れの中で10月10日の祭日に行われるようになりました。
平成4年からは、
11月3日の文化の日に変更になり、現在にいたっています。

荒川小学校
私が通った荒川小学校
くらぶ前広場での獅子舞(昭和58年)
くらぶ前広場での獅子舞(昭和58年)
私は、八幡神社の近くにあった荒川小学校へ通っていました。
児童数が全校で20名程度の小さな学校でした。
八幡神社は、私の小学生の頃の遊び場でした。
お祭りが近づくと、小学校の近くに「くらぶ」と呼ばれていた集会所があり、 「なぶりこ」役の小学生が、学校の帰りに太鼓の練習をしていたのを 思い出します。
お祭りの日には、行列の道具持ちをすると「金一封」がもらえたのでみんな競って道具持ちをしました。
中には、朝暗いうちから神社へ行き道具を確保した子供もいたようです。
今は、この「くらぶ」もなくなり、私が通った小学校も昭和47年に閉校となり、ふもとの加茂小学校に統合されました。
加茂小学校も平成7年の3月に閉校し、加茂地区には学校がなくなってしまいました。

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